『イカゲーム』がエミー賞6部門受賞、アジア人俳優として初の主演男優賞受賞の快挙も
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最多ノミネート『テッド・ラッソ』は2年連続で作品賞を受賞
アメリカのテレビ版アカデミー賞にあたる第74回エミー賞が12日(現地時間)発表になり、メディア王一族の愛憎劇を描く『メディア王〜華麗なる⼀族〜』が最優秀ドラマ賞、韓国の『イカゲーム』がイ・ジョンジェの主演男優賞をはじめ、非英語作品として史上初のエミー賞受賞を果たした。
ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで開催された授賞式は、コロナ禍前の華やかさが戻り、ドレスアップしたセレブたちが揃った。
最高賞である作品賞を2年連続で受賞したのはコメディ部門の『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』(Apple TV+)。ドラマシリーズ部門の『メディア王〜華麗なる一族〜』(HBO)は2020年に続いて2度目の受賞となった。同作は最多25ノミネーションを記録した。
本年度の最多受賞作は、リミテッド・映画部門の『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』(HBO)。ハワイの高級リゾートホテルにやってきたリッチな宿泊客と従業員たちによるブラックコメディで、作品賞のほか、助演男優、女優賞など計10の受賞を果たした。
6つの受賞で続いたのは『イカゲーム』(Netflix)と『ユーフォリア/EUPHORIA』(HBO)。前者ではイ・ジョンジェがアジア人俳優として初めてドラマシリーズ部門の主演男優賞を受賞し、ファン・ドンヒョクがアジア人として初めてドラマシリーズ部門の監督賞を受賞した。
イ・ジョンジェは英語でスピーチし、「私たち皆が直面する現実的な問題を、最高の脚本と素晴らしいヴィジュアルで映像にしてくれたことに感謝します」とファン・ドンヒョク監督を讃えた後に韓国語で「韓国で見てくださってる皆さん、ありがとうございます」と語りかけた。
『ユーフォリア/EUPHORIA』で主演女優賞を受賞したゼンデイヤは史上最年少(26歳)で2度の主演女優賞受賞という記録も達成。他のノミニーたちに「あなたたちとご一緒できてとても光栄です」と敬意を表し、『ユーフォリア/EUPHORIA』のスタッフ、キャストに「とても困難な番組を作るに際して、これほど安全な場所を作ってくれたことに感謝します。皆さん大好きです」「私自身が自分を信じられない時さえも、私のことを信じてくれてありがとう」「私の最大の願いは『ユーフォリア/EUPHORIA』が人を癒す助けになることでした。自分の物語を私とシェアしてくださったみなさんに感謝を申し上げたいです」と語った。
主な受賞結果は以下の通り。
ドラマシリーズ部門
作品賞:『メディア王〜華麗なる一族〜』
主演男優賞:イ・ジョンジェ(『イカゲーム』)
主演女優賞:ゼンデイヤ(『ユーフォリア/EUPHORIA』)
助演男優賞:マシュー・マクファディン「メディア王〜華麗なる⼀族〜」
助演女優賞:ジュリー・ガーナー(『オザークへようこそ』)
コメディシリーズ部門
作品賞:『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』
主演男優賞:ジェイソン・サダイキス(『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』)
主演女優賞:ジーン・スマート(『Hacks(原題)』)
助演男優賞:ブレット・ゴールドスタイン(『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』)
助演女優賞:シェリル・リー・ラルフ(『アボット エレメンタリー』)
リミテッドシリーズ・映画部門
作品賞:『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』
主演男優賞:マイケル・キートン(『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機』)
主演女優賞:アマンダ・セイフライド(『ドロップアウト〜シリコンバレーを騙した女』)
助演男優賞:マレー・バートレット(『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』)
助演女優賞:ジェニファー・クーリッジ(『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』)
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