プロ、アマ問わず全国の猛者たちが小さな卓上で繰り広げる熱い戦い
日本最大級の麻雀トーナメント「麻雀最強戦」に魅せられた雀士たちの生き様に迫るドキュメンタリー映画『麻雀最強戦 the movie』が完成し、11月18日よりシネマート新宿にて1週間限定公開されることになった。これに先駆け本作のポスタービジュアルを紹介する。
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2018年、競技麻雀のチーム対抗戦のプロリーグ「Mリーグ」の発足以降、注目度が年々高まり、競技人口、ファンが着実に増加し続けている麻雀業界。その中でも32年の歴史を持つ麻雀トーナメント「麻雀最強戦」は、プロ、アマ問わず全国の猛者たちが一年を通して頂点を目指す、最も権威のあるビッグタイトルと言っても過言ではない。本作は、2021年大会の裏側に密着、出場者やプロ雀士、解説者、スタッフらのインタビューを軸に、「麻雀最強戦」に魅せられた雀士たちの生き様に迫る。
2021年12月、勝ち上がってきた精鋭15名は、最強位の称号を目指し、ファイナルトーナメントに挑む。昨年の覇者・多井隆晴プロと歴代最強位のインタビューをもとに、今注目の雀士たちが、これまでの戦いを振り返る。
出場者は、この一戦にどんな気持ちで望んでいるのか? そこはまさに人生十色。運のみで勝ち上がったと謙遜する者、麻雀界の未来を憂う者。成り上がり、人生の大逆転を狙う者、リベンジのために全てを投げ売った者など様々な思いを抱えていた。
ついに決勝戦。4名のファイナリストの最後の戦い。麻雀ファンや先輩雀士は、ファイナリストたちをどのように見ていたのか? 命運を分けた一打には、どんな思惑があったのか? スリリングな心理戦が描写され、観客は新たな発見に驚くことになる。
かつて、阿佐田哲也は、「全勝を目指しちゃいけない。人生そんなに上手くゆくわけはないし、全勝を目指す人は、弱いところがある。1敗しただけなのに折れちゃうことがあるんだ。人生、適当に負けることが大事さ」という名言を残した。「最強位」を手にしたものは、阿佐田の言葉通り、敗者から復活した者なのか? はたまた負けを知らず全勝を通した強者か? いずれにしろ、小さな卓上で繰り広げられた熱い戦いには、雀士たちの生き様が色濃く映り、観る者に感動を与える。
『麻雀最強戦 the movie』は11月18日よりシネマート新宿にて1週間限定公開される。
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