俳優・柄本佑が監督に挑戦！劇作家・演出家の加藤一浩の演劇戯曲に「映画」の息吹を与えた短編連作集

#ippo #三宅唱 #加瀬亮 #加藤一浩 #四宮秀俊 #宇野祥平 #映画 #柄本佑 #柄本時生 #森岡龍 #渋川清彦 #高良健吾 2022.09.25

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真面目で不思議、ユーモラスでセンチメンタル、そしてときに楽しくも不条理な世界

柄本佑監督『ippo』が、2023年1月7日より全国順次公開されることが決定した。これに併せて場面写真と柄本監督のコメントを紹介する。

・加瀬亮、宇野祥平らが織りなすユーモラスでセンチ、そしてときに楽しくも不条理な場面写真はこちら！

近年、映画にドラマにと、ますます活躍の幅を広げる俳優の柄本佑。2021年には『アクターズ・ショート・フィルム』（WOWOW）に参加し、森山直太朗主演の短編『夜明け』を監督したが、実はそれ以前から何本もの短編を自主製作で監督してきた。

『ippo』は、そんな柄本佑が2017年から2022年の間に撮影した3本の短編をまとめた短編集だ。原作は、劇団「東京乾電池」に所属し、ユニット「曖昧なカンパニー」を主宰する劇作家・演出家の加藤一浩による演劇戯曲。本作は加藤と柄本監督によるコラボレーションの積み重ねであり、ユーモアと知性に溢れた加藤の戯曲に、柄本佑が「映画」という新たな息吹を与えた短編連作集である。

収録された短編3本の全てが、男ふたりの物語となる。「ムーンライト下落合」で久々に再会する友人ふたりを演じたのは、加瀬亮と宇野祥平だ。さらに「約束」の兄弟を渋川清彦と柄本時生、「フランスにいる」の画家とそのモデルを加藤一浩と高良健吾が演じる。

全編の撮影を担当したのは、柄本が主演を務めた『きみの鳥はうたえる』（18年）の四宮秀俊。映画監督の三宅唱や俳優・映画監督の森岡龍らも助監督として参加している。

今回紹介する場面写真は、それぞれの短編に登場するキャラクターたちを切り取ったもの。男ふたりが織りなす真面目で不思議、ユーモラスでセンチメンタル、そしてときに楽しくも不条理なその世界を垣間見ることができる。

また、柄本は本作について次のようにコメントしている。

「映画が好きで、小学校の卒業文集に将来の夢「映画監督」と書きました。文中にはフェリーニの『道』が世界一面白い映画だと書き、文末には「誰もが感動して泣ける映画が撮りたいです」と、なんともアホな事を明言してました。そんな彼が映画を撮りました。タイトルは『ippo』といいます。この映画を実現に導いて下さった関係者の方々に本当に感謝です。そしてまだまだ撮りたいものが沢山あるので関わったからにはもう逃がしませんよ、とだけお伝えしておきます。では「誰もが感動して泣ける映画」をどうぞ」。

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『ippo』は2023年1月7日より全国順次公開される。