12月2日に全国公開される映画『月の満ち欠け』より、女優の有村架純とSnow Manの目黒蓮のメイキング写真を紹介する。
・有村架純は誘う派? 誘われる派? 本人が語る答えとその理由とは?
目黒蓮、有村架純の印象語る「役者さんとしては引き出しの多さに日々驚かされました」
本作は、現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内堅(大泉洋)と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角哲彦(目黒)。無関係だった彼らの人生が、”正木瑠璃(有村)”という名の女性の存在で交錯する。これは、「愛する人にもう一度めぐり逢いたい」という思いが起こした”奇跡”がつむぐ、数奇で壮大なラブストーリー。
2021年の11月から12月にわたり撮影された本作。2人の撮影は主に、劇中の80年代パートで舞台となる高田馬場で行われた。現在も高田馬場にある名画座”早稲田松竹”を80年代風に作り込み、瑠璃と三角の2度目の再会シーンが撮影された時は、突然の2人の登場に思わず立ち止まる歩行者が続出。
だが有村、目黒は共に最後まで役に集中し、大きな混乱もないまま撮影は無事終了した。また、同じく高田馬場近くの川沿いでは、瑠璃と三角のほほ笑ましい初デートシーンを撮影。憧れの女性と奇跡的な再会を果たし、どこか舞い上がっている様子の三角が初々しいこのシーンも、廣木監督の求める自然さ、リアリティが徹底されている。
実は台本にはない動きやセリフが当たり前のように追加されているのだが、有村も目黒もどこまでがセリフか分からないほどナチュラルなたたずまいで臨んでいた。またこのシーンは、道路に大きく張り出したクレーンカメラが一度もカットを割ることなく、長回しで2人を追い続ける。4分近いシーンとあって現場には心地いい緊張感が漂っていたが、撮影合間よく晴れた空を見上げて「天気いいね」と談笑する2人は、役を通じて打ち解けている様子だった。
今回、本作にて初共演となる2人。有村は目黒について「一言一言を大切にセリフを言われる方だなと思えたので、瑠璃として気持ちを動かしながらやり取りができたと思います」と話し、対する目黒は有村について「役としてもリードしてくれましたし、僕としてはすごく心が救われました。役者さんとしては引き出しの多さに日々驚かされました」と語っている。
解禁となった初デートシーンのメイキング写真でも、次第に緊張もほどけてきた様子の2人が、監督を交えディスカッションをする姿が捉えられている。
『月の満ち欠け』は12月2日より全国公開。
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