東宝シンデレラの上白石萌歌、来年1月にオーケストラバックに詩を暗唱!
2016年1月30日に開催されるBunkamuraオーチャードホール「山田和樹 マーラー・ツィクルス 第4回」で、2011年に第7回「東宝シンデレラ」グランプリに輝いた上白石萌歌(かみしらいし・もか/15歳)が詩を暗唱することがわかった。
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本公演は、世界が注目する日本若手ナンバーワン指揮者の山田和樹氏(36歳)が挑む、初めての全曲演奏会。すでに多くのファンを持っている山田氏だが、70、80代でも活躍する指揮者の世界で、30代という若さでマーラーの全曲演奏会(2015 年から3年をかけて全9日程)を成し遂げることは、世界を見渡しても稀なこと。共演は、山田氏が2012年に正指揮者に就任した日本フィルハーモニー管弦楽団がつとめる。
上白石は、全9日程あるうちの4公演目に出演し、日本の代表的な作曲家である故・武満徹が作曲した、「系図―若い人たちのための音楽詩―」にナレーターとして出演。オーケストラをバックに2000人のお客様の前で25分間、谷川俊太郎の「はだか」という詩集の中から、「むかしむかし」「おじいちゃん」「おばあちゃん「おとうさん」「おかあさん」「とおく」の6篇を暗唱する。
今回の出演は、山田氏から直々にオファーを寄せられ実現したもので、上白石は「小さな頃から大好きだった谷川俊太郎さんの詩を朗読できるなんて夢のようです! 谷川さんの独特な世界観を表現できるように精一杯がんばろうと思います!」と喜びを表現。
また、オーケストラの演奏とともに25分間かけて6篇の詩の暗唱に挑むことに関して、「元音楽の教師をしていた母から、『萌歌もひとつの楽器として演奏しなきゃいけないんだよ』と言われ、背筋が伸びました。もともとあまり緊張はしない方ですが、2000人ものお客さんの前に立つと頭が真っ白になりそうです…!」と早くも緊張している様子。
また、これから取り組んでいくにあたっては「まず曲全体の流れをつかむために、曲の勉強から始めます。25分もある演奏を把握するのは大変ですが、時間をかけてじっくり取り組もうと思います! 詩の朗読は、自分のイメージを大切にしながら練習していきます」とヤル気十分。最後に「素敵な演奏と詩に合わせて自分らしさを発信できるといいなと思っています。みなさんぜひ、足をお運びください」と語った。
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