【週末シネマリサーチ】〜意外なところにヒットの秘密が!〜
週末公開される注目映画の興行収入や観客動員数を、キャストのメディア露出や注目ニュース度をもとに推測! ヒット予想を展開します。「あの人の熱愛!」や「思わぬスキャンダル」報道が大ヒットの要因になるかも!?
6月27日から6月28日のランキングは、『ラブライブ!The School Idol Movie』の勢い衰えず、この週も土日で18万人を動員しV3を達成した。当欄で1位予想だった『ストレイヤーズ・クロニクル』は、全国246スクリーンで動員4万8000人の7位と、数字を大きく見誤った。一方、全国78スクリーンながら、動員3万3000人を集めた『劇場版「進撃の巨人」後編 自由の翼』が10位にランクイン。コンテンツ力の強さを見せつけた。
今週は、世界的に大ヒットした『アベンジャーズ』の続編『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』が公開。世界中から爆発的なヒットニュースが届いているだけに、日本でどのぐらいの数字を叩き出すかに注目が集まる。
(※ランキングは週末土日の観客動員数、上映館数は公式HPや配給情報参照)
[今週の上位ランキング予想]
◎『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』(ディズニー)
〇『それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ』(東京テアトル)
▲『映画 ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム』(東北新社)
△『コードギアス 亡国のアキト 第4章「憎しみの記憶から」』(ショウゲート)
×『シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島』(イオンエンターテイメント)
(◎:大本命 ○:対抗 ▲:一発あり △:穴で ×:期待)
◎【1位予想】『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』
マーベルコミックの人気ヒーローたちが集結し、世界中で大ヒットした『アベンジャーズ』(12年)の続編。前作に引き続き、アイアンマン(トニー・スターク)役をロバート・ダウニー・Jr.がつとめるほか、主要キャストも続投する。
全米では公開週に約1億9000万ドルを叩き出し、歴代興収2位のオープニングを飾った。その後も順調に数字を伸ばし、公開4週で全世界興行収入は11億4000万ドルを超え、すでに歴代興収の8位まで順位を上げている。
前作『アベンジャーズ』の日本でのオープニング成績は、動員32万6000人、興収5億円で1位。6月23日には、ジャパンプレミアが行われ、ジョス・ウェドン監督、エリザベス・オルセン、日本語吹き替え版声優として参加している米倉涼子、竹中直人、宮迫博之らが出席し、ヒット祈願に花を添えた。やや難解さが懸念されたディズニー映画『トゥモローランド』(15年)も蓋を開ければ動員19万人を記録し1位。本作も、前作並みの数字は期待したいところだ。(後編へ続く…)
・【週末シネマリサーチ】後編/アベンジャーズ最新作、前作超えで『ラブライブ!』のV4を阻止か!!
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