生放送5分前、看板キャスターにかかってきた電話は、ある女の死を予告するものだった

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『死を告げる女』
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『サニー 永遠の仲間たち』『哭声/コクソン』の女優チョン・ウヒ主演

女優チョン・ウヒが主演するサスペンス・スリラー『死を告げる女』が、12月23日に日本公開決定。これに併せてポスタービジュアルを紹介する。

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本作は、国内外から高評価を得た短編『春に咲く』(08年)のチョン·ジヨン監督が初めて手掛けた長編映画。死を予告する謎の電話から始まる斬新なストーリーを、キャリアウーマンが抱える不安と欲望などの心理描写を織り交ぜながら描くサスペンス・スリラーだ。

生放送5分前、テレビ局の看板キャスター・セラ(チョン・ウヒ)のもとに、ある女の死を予告する電話がかかってくる。スクープをつかむチャンスだという母ソジョン(イ・ヘヨン)に背中を押され、指示された家に向かった彼女は、情報提供者のミソと彼女の娘の遺体を発見。独自に事件の取材を続けるうち、事件現場でミソの主治医だった精神科医イノ(シン・ハギュン)に会い、彼に対する疑いを深めていくのだが…。

主演を務めたのは、『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』(13年)で主演女優賞と新人賞を総なめにし、『サニー 永遠の仲間たち』(11年)『哭声/コクソン』(16年)など作品毎に個性的な演技を見せる女優チョン・ウヒ。プロフェッショナルな報道キャスターとしての完璧な姿に加え、事件の真相に近づくに連れて増す心理的な混乱や恐怖を繊細な演技で描き出している。

彼女をより大きな混乱へと導く精神科医イノ役に、『JSA』(00年)で青龍賞ならびに春史映画芸術賞の助演男優賞を受賞、さらに歴代興収1位のメガヒット作『エクストリーム・ジョブ』で注目を集めたシン・ハギュン。娘のキャリアにこだわる母ソジョン役に『あなたの顔の前に』(21年)での百想芸術大賞女性最優秀演技賞の受賞が記憶に新しいベテラン女優イ・ヘヨン。

本作のポスタービジュアルでは、チョン・ウヒ演じるキャスターのセラが、TVカメラを前に神妙な面持ちで受話器を取っている。本編で描かれる事件の不穏さを伺わせるビジュアルだ。

『死を告げる女』は12月23日に劇場公開される。