こんな恋愛してみたい(したかった)! 菅田将暉と有村架純の大ヒット作がNetflixランキング1位
#Netflix TOP10#コラム#坂元裕二#有村架純#清原果耶#細田佳央太#花束みたいな恋をした#菅田将暉
“最高の5年間”を描いた不滅のラブストーリー
【Netflix TOP10】Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、毎週の人気作品をランキングする「Netflix TOP10」。今回ピックアップするのは、「Netflix日本TOP10」(映画)から1位にランクインの『花束みたいな恋をした』(21年)。菅田将暉と有村架純が演じるカップルが織りなす忘れられない<最高の5年間>を描いた不滅のラブストーリーで、Netflixでは10月14日より配信がスタートした。
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京王線の明大前駅で、終電を逃したことで偶然に出会った山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)。好きな音楽も映画の趣味も一致した二人は、すぐに恋に落ちた。大学を卒業後、フリーターをしながら同棲を始めた二人は、休日には近所のパン屋で買った焼きそばパンを頬張りながら川沿いを散歩したり、拾った猫に名前をつけたりと、何気なくも平和な日々を過ごす。そんな生活を続けてゆくため、就活に励む二人だったが……。
共感度100%! 切なくリアルな恋の行く末に涙腺崩壊
本作は、『東京ラブストーリー』(91年)、『最高の離婚』(13年)、『カルテット』(17年)など、各時代の人気ドラマを数多く手掛けた脚本家・坂元裕二の書き下ろし恋愛映画だ。脚本を執筆する上で坂元は、端から菅田と有村を主役に想定していたという。その思惑通り、仲睦まじいカップルを演じる菅田と有村は自然体そのものだ。焼きそばパンを片手に、トイレットペーパーや買い物袋を携えて並び歩く麦と絹は、まさに理想のカップルのようで微笑ましい。そんな二人が就職後、次第に価値観の相違ですれ違ってゆく姿は切ないが、ある意味リアルにも感じられる。甘い時間だけではない二人の葛藤や衝突、全ての瞬間がかけがえのない思い出となる5年間の記録。果たして二人はどのような結末を迎えるのか?「共感度100%」と言わしめた本作は、涙腺崩壊に要注意だ。
その他、現在放送中のドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』で主演を務める清原果耶や、ドラマや映画に引っ張りだこの細田佳央太といった、今を輝く次世代俳優の初々しい演技にも注目したい。2020年の東京を舞台に、今を生きる人々へ向けて書き下ろされた本作とあって、若い世代にはもちろん、青春時代を振り返りたい大人世代にもおすすめだ。普通の恋人たちが過ごすありふれた日常が、何よりも幸せそうで、「こんな恋愛してみたい(したかった)!」と思わされること間違いなしの一作だ。(文:U)
【Netflix日本Top10(映画)/10月17日~10月23日】
1位『花束みたいな恋をした』
2位『スクール・フォー・グッド・アンド・イービル』
3位『嘘喰い』
4位『ゴジラvsコング』
5位『20世紀のキミ』
6位『ヤクザと家族』
7位『ファタール』
8位『陰日向に咲く』
9位『ハロウィンの呪文 ブリッジホローは大騒ぎ!?』
10位『ブラックアウト 記憶の彼方に』
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