藤竜也が80代最初の主演映画でゲートボールに挑戦! 故・三遊亭円楽も解説者役で友情出演
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カラダは老いても“チームワーク”で限界突破! 老若男女が火花を散らすエンタメムービー
藤竜也主演の“ゲートボール”スポコン人情コメディ『それいけ!ゲートボールさくら組』が、2023年初夏に全国公開されることが決定した。同作には今年9月30日に他界した落語家の三遊亭円楽も解説者役で友情出演している。
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いまや後期高齢者となり、家族に疎まれながら淋しい日々を悶々と過ごしていた織田桃次郎76歳。ある日、かつてのラグビー部でいつも自分たちを励まし続けてくれたマネージャー・桜との再会から、彼女が経営するデイサービス“桜ハウス”が倒産の危機と知り、救済のため力を貸すことを決意する。
桃次郎は元ラグビー部の仲間たちを集結させるが、銀行から融資を受けるには”桜ハウス”の加入者を増やすことが必要だった。今の⾃分たちが出来ることを考えた末、「チームさくら組」として“ゲートボール”⼤会で優勝を⽬指すことにするが…。
主演を務めるのはスクリーンデビューから60年、『愛のコリーダ』(76年)や『龍三と七人の子分たち』(15年)など昭和から現在に至るまで様々な作品に出演してきた名優・藤竜也。令和となっても俳優としての気力は留まることを知らず、80代となり最初の主演映画となる本作では、「チームさくら組」を結成しゲートボール大会に出場して優勝を目指す主人公・織田桃次郎役を演じる。
高校時代からの元ラグビー部仲間には、石倉三郎(75歳)、大門正明(73歳)、森次晃嗣(79歳)、小倉一郎(71歳)らが個性豊かなキャラクターで登場。平均年齢75歳・合計379歳の超ベテラン俳優たちが、所狭しとスクリーンで大暴れする。
さらには桜ハウスを経営する物語の中心人物・木下サクラ役に山口果林。サクラの娘・木下春子役には田中美里。桃次郎たちのかつてのラグビー部仲間で今は亡き盟友役として毒蝮三太夫(特別出演)や、その孫娘で桃次郎たちにゲートボールを指導する女子高生・嶋田七海役に本田望結が名を連ねる。
また、今年9月30日に他界した落語家の三遊亭円楽も解説者役で友情出演している。本作のプロデューサーである村岡克彦は、生前プライベートでもゲートボールに携わるほどの愛好家だった円楽に対し、藤の次に出演をオファーしたという。
「オファーしたのはもう3年以上前ですが、明治座の楽屋に押しかけ、『どうしてもこの映画を成功させてゲートボール人気を復活させたいんです!』と訴え、その場で即『やるよ!』との一言をいただきました。座っているのもしんどそうでしたが、僕らの目を見据えて笑顔で引き受けていただきました。本当は真っ先にこの映画を見てもらいたかった人です」と出演決定の裏側を明かし、故人への哀悼の意を表した。
藤も「野田監督が仰ったんだけど『人生には遅すぎることなんて一つもない』というこの映画のコンセプトのもと、痛快なお話が展開するから、 楽しく見ていただけるものになると思いますね」とコメントする本作。公開を楽しみに待ちたい。
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