【今週見るならこの映画!】賛否両論の話題作『進撃の巨人』後篇登場、不意打ちの三角関係の行方も気になる!

『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』
(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会 
(C)諫山創/講談社
『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』
(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会 
(C)諫山創/講談社

今週はミニサイズのマーベルヒーローが活躍する『アントマン』や、コミカルな桐谷美玲に癒される『ヒロイン失格』、ボンドガールが生首美女に挑んだ『ハッピーボイス・キラー』などが公開。目玉は、賛否両論を巻き起こしている映画版『進撃の巨人』後篇! 巨人の描写や原作との相違点などツッコミも多いなか、グロテスクなシーンや立体起動装置で宙を舞う爽快感には定評も。物語も完結だけに着地点はいかに!?

『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』9月19日公開
〈賛否両論必至の後篇〉
アニメ化もされた諫山創のコミックをモチーフに、人類と巨人との生存を懸けた戦いを描いたホラー・アクションの後篇。後篇の最後で巨人に食われ、とある変化を起こした調査兵団の一員・エレンのその後や戦いの行方が描かれる。さらに、前篇で不意打ちのように混じっていたエレン・シキシマ・ミカサの三角関係の行方にも注目!?

『ザ・ヴァンパイア 〜残酷な牙を持つ少女〜』9月19日公開
〈モノクロの映像が美しいヴァンパイア映画〉
キアヌ・リーヴスとジム・キャリー共演のSF映画『 The Bad Batch(原題)』の公開も控えるアナ・リリー・アミールポアー監督が、長編作品で初めてメガホンを執ったヴァンパイア映画。イライジャ・ウッドが製作総指揮に名を連ね、退廃した街でヴァンパイアの少女と青年との恋を描く。モノクロの映像美も魅力的。

『ハッピーボイス・キラー』9月19日公開
〈ボンドガールが生首美女に〉
恋した女性をうっかり殺してしまった青年が、しゃべる猫と犬、そしてその女性の生首と暮らす様子をポップに描いたブラック・コメディー。 猫は毒舌、犬は慈悲深い言葉で会話するし、冷蔵庫を開ければ生首美女が笑顔であいさつするなどシュールな世界が展開。主人公をマーベルのアンチヒーロー『デッドプール』の公開が控えているライアン・レイノルズが演じるほか、生首美女を『007/慰めの報酬』でボンドガール経験もあるジェマ・アータートンが演じるのがなんとも大胆。

『アントマン』9月19日公開
〈“1.5センチ”の戦い方は侮れない!〉
仕事もプライベートもうまくいかない主人公が、謎の科学者(マイケル・ダグラス)にスカウトされ、特殊なスーツを着て体長1.5センチのアントマンとなって悪と戦うマーベルのヒーローもの。妻には離婚され、娘にも会わせてもらえない人間臭さも面白いけど、主人公を、ウィル・フェレルら共演のコメディ映画『俺たちニュースキャスター』シリーズなどに出演したポール・ラッドが演じることで、ユーモアもたっぷり。アベンジャーズのメンバー、ファルコンとのバトルシーンもあるほか、来年公開予定の映画『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー(原題)』に参戦が決まっているなど、今から要チェックだ。

『ヒロイン失格』9月19日公開
〈桐谷美玲の変顔がキュート〉
幸田もも子の少女漫画を基に、自分と付き合うと思っていた幼馴染に彼女ができたことから、恋に暴走するヒロインをコミカルに描いたラブ・コメディー。見どころは何といっても桐谷美玲のコメディエンヌぶり。LISMOオリジナルドラマ「HENCHMEN(ヘンチメン)」でもコミカルな魅力を発揮していた桐谷が、『行け!男子高校演劇部』で高校生のおバカな青春をゲラゲラ笑わせてくれた英勉監督とタッグ。キュートな変顔やテンション高い演技を連発するほか、25歳にして女子高生に挑戦するなど全力投球の桐谷に注目。

(文:中村好伸)

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