【今日は何の日】「マシュー・マコノ日」って!? あのセクシー俳優の魅力を味わう2作品
11月22日はマシュー・マコノ日。ハリウッド俳優マシュー・マコノヒーの主演作である『インターステラー』の日本公開を記念した日で、日付は公開日の2014年11月22日に由来する。
・マシュー・マコノヒー、自身の名前のついた記念日認定に「とても光栄」
マコノヒーといえばセクシーなイメージが強いが、見た目も中身も変幻自在に変えながら実に様々な役を演じてきた。時にはガリガリになってみたり、ビール腹にハゲ頭になってみたりと、役のためにはストイックに見た目を変えるところも魅力的だ。今回は、そんなマコノヒーの魅力を存分に味わえる主演作2本を紹介したい。
マコノヒーがアカデミー賞主演男優賞に輝いた『ダラス・バイヤーズクラブ』
『MUD -マッド-』『マジック・マイク』(両作とも12年)など、それまでも数々の人気作に出演してきたマコノヒーが大きく評価されたのが、実話をもとにして作られた『ダラス・バイヤーズクラブ』(13年)だ。
マコノヒーが演じているのは、エイズ患者で余命30日と宣告された主人公・ロン。マコノヒーはこの役を演じるためになんと21キロも減量し、『マジック・マイク』でのムキムキぶりからは信じられないほどガリガリな姿になっている。
過酷な役作りと演技が評価され、マコノヒーは本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞。また助演のジャレッド・レトはエイズ患者のトランスジェンダーを演じ、助演男優賞を受賞した。マコノヒー演じるロンとレトが演じるレイヨンが良いコンビで、アメリカ政府と製薬会社を相手に余命30日の男がどのようにして戦ったのかというストーリーも目が離せず、面白い。
マコノヒーの真価がわかる必見作!『インターステラー』
クリストファー・ノーラン監督による『インターステラー』(14年)は、世界的な飢饉や地球環境の変化によって人類の滅亡が迫る近未来を舞台に、家族や人類の未来を守るため、未知の宇宙へと旅立っていく元エンジニアの男の姿を描いている。
徹底的な化学考証を行い、SF好きからも高く評価されている本作だが、主人公・クーパーを演じたマコノヒーにとにかく引き込まれる。マコノヒー演じる父親の、もう息子や娘と会えないかもしれない宇宙に旅立つ寂しさ。地球にいる家族から送られてくるメッセージを見た時の切なさ…計り知れない“家族愛”を、表情で、身体中で表現するマコノヒーがとにかく素晴らしい。マコノヒーの俳優としての魅力を知るには、絶対に見ておいてほしい作品だ。(Y)
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