劇団ひとり監督・脚本『浅草キッド』が最高賞受賞!「人生はおもしろいなと思います」
劇団ひとりが、アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワードの授賞式に出席。脚本・監督を務め、最優秀作品賞を受賞したNetflix映画『浅草キッド』について語った。
ビートたけしが師匠・深見千三郎と過ごした日々を描く
芸人としてだけではなく俳優、絵画などその才能は多岐に渡り、映画監督・北野武としては“世界のキタノ”と呼ばれ、まさに日本を代表する“唯一無二の天才”であるビートたけし。そんな彼の原点であり、師匠である深見千三郎と過ごした日々を描いた劇団ひとり監督・脚本による本作。
2018年からシンガポールで開催されているこのアワードはアジア16ヵ国の映画、テレビ業界の優秀な作品を表彰する賞で、過去には『愛の不時着』(20年)、『ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です』(21年)が最優秀ドラマシリーズ賞を、『泣きたい私は猫をかぶる』(20年)が最優秀アニメーション作品賞、日本人監督としては齊藤工監督が『FOODLORE: Life in a Box』(20年)で最優秀監督を受賞している。
第5回目の今年、日本発Netflix作品としては劇団ひとり監督・脚本の『浅草キッド』が最優秀作品賞を、そして荒木哲郎監督による映画『バブル』が最優秀アニメーション作品賞を受賞した。
シンガポールで開催された授賞式に出席した劇団ひとり監督は、トロフィーを授与され満面の笑みで「僕が15歳の時に、たまたま手に取った本が『浅草キッド』でした。それから30年が経って映画になって、今シンガポールで賞を獲れて、人生はおもしろいなと思います。Thank you verymuch!!」と、長年温め続けた作品の受賞について、感慨深げに喜びを語った。
また受賞直後、移動の車の中で撮影された喜びのコメントがNetflix Japan公式Twitterにてアップされた。
その中で劇団ひとり監督は改めて「ありがたいですね、本当に」と喜びを噛み締めながら、「3つ(監督賞、作品賞、脚本賞)ノミネートされていて1つ目、2つ目ダメで…とにかくインド作品が勢いがあって、強いんですよね。作品賞には強そうなインド作品があって厳しいかなと思った時に『Japan!』と呼ばれて興奮しました。スタッフのみなさん、演者の皆さんのおかげさまです。ありがとうございました!」と語っている。
『浅草キッド』はNetflixにて全世界独占配信中。
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