「私がマントを身につける順番は終わりましたが」…SNSで声明を発表
『マン・オブ・スティール』(13年)などDC映画でスーパーマンを演じてきたヘンリー・カヴィルがスーパーマン役から交代することを正式に発表した。
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DCスタジオのCEOに新たに就任したジェームズ・ガンは『ワンダーウーマン3』作目の製作中止など改革を進めているが、ガンが自ら脚本執筆にあたっている新作ではスーパーマンの若き日にフォーカスした物語となるため、ヘンリーが演じるのではなく新たにキャスティングされることになった。
これを受けてカヴィルは自身のSNSで声明を発表した。
「ジェームズ・ガンやピーター・サフランとミーティングを行なってきたところです。そしてみなさん、悲しいお知らせです。私は結局のところスーパーマンとして戻ってくることはできなくなりました。10月、彼らがまだ雇用される前にスタジオから私の復帰発表をすると伝えられていただけに、このニュースは楽なものではありませんが、人生そういうものです。門番の交代は、よくあることです。私はそれを尊重します。ジェームズとピーターには構築すべきユニバースがあります。新しいユニバースに関わる全ての方々の幸運と最高の幸福を祈ります」。
「何年もの間、私のそばにいてくださった方々へ……少しの間、悲しんでもいいのです。でも思い出差なければなりません……スーパーマンはまだ存在しています。彼が象徴する全てはまだ存在し、彼が示す規範もまだ存在するのです! 私がマントを身につける順番は終わりましたが、スーパーマンが象徴するものは永遠に終わりません。みなさんと一緒に楽しい時間を過ごしました、これからもです」。
『マン・オブ・スティール』と『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(16年)や『ジャスティス・リーグ』(17年)でスーパーマン/クラーク・ケントを演じたカヴィルは、今年10月に再びこの役を演じることが正式発表されたが、その直後にジェームズ・ガンとピーター・サフランによる「DCスタジオ」が設立され、それに伴いDCユニバースの再構想が始まった。
ジェームズ・ガンはツイッターで、『スーパーマン』シリーズについて「着手したばかりの現時点で、物語はスーパーマンの人生の初期にフォーカスする予定です。従って、ヘンリー・カヴィルによって演じられることはありません」、「しかし私たちはヘンリーと素晴らしいミーティングを行いましたし、私たちは大ファンですし、将来一緒に仕事をするエキサイティングな可能性についても話し合いました」と説明している。
なお、カヴィルは現在、Amazonが戦争ゲーム「ウォーハンマー40,000」をシリーズ化する企画で主演と製作総指揮を務める予定だ。
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