【週末シネマリサーチ】〜意外なところにヒットの秘密が!〜
週末公開される注目映画の興行収入や観客動員数を、キャストのメディア露出や注目ニュース度をもとに推測! ヒット予想を展開します。「あの人の熱愛!」や「思わぬスキャンダル」報道が大ヒットの要因になるかも!?
1月9日-10日のランキングは公開4週目の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(ディズニー)が週末土日動員39万1000人を集めV2。連休最終日の1月11日時点で興収82億円を突破した。またスティーヴン・スピルバーグ監督最新作『ブリッジ・オブ・スパイ』(20世紀フォックス)は全国348スクリーンで公開され初週土日動員11万3000人で5位にランクイン。スピルバーグ&トム・ハンクスという組み合わせだけにもう少し数字を伸ばすと思われたが……。
今週は200館超の洋画3作品が公開。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のような大本命級ではないが、それぞれ趣の違った作品なので、どのような動員数を記録するか注目だ。また、1月11日にミュージシャンのDAIGOと入籍した北川景子がヒロインをつとめる映画『の・ようなもの のようなもの』も公開。こちらの数字にも興味が集まる。
(※ランキングは初週土日の観客動員数、上映館数は公式HPや配給情報参照)
[今週の上位ランキング予想]
◎『パディントン』(キノフィルムズ)
○『シーズンズ 2万年の地球旅行』(ギャガ)
▲『白鯨との闘い』(ワーナー・ブラザーズ)
△『の・ようなもの のようなもの』(松竹)
*『殺されたミンジュ』(キングレコード、太秦)
(◎:大本命 ○:対抗 ▲:一発あり △:穴で *:期待)
◎【3位予想】『パディントン』
世界中で愛されているイギリスの児童文学「パディントン」を実写映画化。ジャングルからイギリスにやってきた小さな熊が、都会の中で人々と触れ合うことによってさまざまな体験をする姿をコミカルかつハートフルに描く。俳優の松坂桃李が日本語吹き替え版でパディントンの声をつとめる。
昨年11月にイギリスで公開されると、オープニング興収で800万ドルを記録するなど大ヒットを遂げた。全世界でも300億円を超えるなど好成績をあげた。毒々しさやシニカルさは違うが、日本でも大ヒットした『テッド』(13年/東宝東和)に通じるものがあるか……?
本作は約270館での公開。年末から正月にかけてテレビコマーシャルも頻繁に流れ、ファミリー向けの映画という印象を与えた。『テッド』が全国253スクリーンで初週土日動員22万9000人を記録。配給も違い、さすがにここまでの数字はハードルが高いだろうが、対比60%でも13万人。アッという結果を出す可能性も。(後編へ続く…)
・【週末シネマリサーチ】後編/大穴!? 北川景子入籍特需で『の・ようなもの のようなもの』はどこまで伸びる?
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