【今日は何の日】聖なる夜は、クリスマスホラーでスリルを楽しもう!
12月24日はクリスマスイブ。ご存知の通りイエス・キリストの誕生を祝う日で、誤って「クリスマスの前夜」と認識されることが多いが、正しくは「クリスマスの夜」だ。そんな日は、ゆっくり家で映画を見る方も多いはず。クリスマス映画の定番というと『ホーム・アローン』が有名だが、たまには、ちょっと刺激的な「クリスマスホラー」をチョイスしてみてはいかがだろうか。
今回は、“ホラー版『ホーム・アローン』”と呼ばれている作品とクリスマスホラーの定番とも言える作品を紹介しよう。
恐怖の一夜が予想外の展開に!
『ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者』は、クリスマスに留守番をまかされた12歳の少年とベビーシッターが巻き込まれた恐怖の一夜を描いたホラー映画。ルークの家を訪れたベビーシッターのアシュリー。ルークの両親が出かけている間2人で留守番をするのだが、アシュリーに一本の不審な電話が入り、家の外には不審者の影、さらに何者かによって石が投げ込まれる事態に…。
一見家の中に侵入した不審者を、主人公とヒロインが力を合わせて撃退するありきたりな話…かと思いきや、事態は全く思いもよらない方向に。まるで別作品になったかのような、予想外のスリルが味わえるのがこの物語の面白いところだ。
想像しないところに伏線が張ってあったり、伏線かと思ったものが全く無意味だったり…。とにかく、何が起こるかわからないサプライズが数多く待ち受けている。一人で見るものよいが、誰かと一緒に見て語り合うと盛り上がること請け合いのクリスマスホラー映画だ。
愛らしいキャラクターが凶暴化するSFホラー・コメディ
クリスマスホラーの定番といえば、『グレムリン』。映画は見たことがないという人でも、大きな耳とつぶらな瞳が愛らしいキャラクターは目にしたことがあるのではないだろうか。本作は、チャイナタウンの骨董屋で見つけた「モグワイ」という生き物をクリスマス・プレゼントに買って帰ったが飼育上の約束を破ったために大変なことになってしまうSFホラー・コメディ映画だ。監督は、ホラー映画の鬼才、ジョー・ダンテ。
骨董屋から連れて帰ったモグワイは「ギズモ」と名付けられ飼われる。ややこしいが、グレムリンはモグワイの変身後の姿であり、騒動を起こすのはギズモから増殖し、変身して凶暴化したグレムリンだ。
グレムリンが引き起こすパニックは迷惑ではあるものの深刻ではないので、気楽に見られる上に、ギズモのかわいらしさに一貫して癒される。ホラーが苦手な方にもおすすめのクリスマスホラー映画だ。(Y)
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