二階堂ふみ、共演の大杉漣に「たくさん愛でていただきました」

二階堂ふみ(左)と大杉漣(右)
二階堂ふみ(左)と大杉漣(右)
二階堂ふみ(左)と大杉漣(右)
二階堂ふみ
左から石井岳龍監督、二階堂ふみ、大杉漣
大杉漣
二階堂ふみ

二階堂ふみが妖艶な金魚に扮することも話題の映画『蜜のあわれ』の試写イベントが1月27日にアキバシアターで行われ、主演の二階堂をはじめ、老作家役の大杉漣、石井岳龍監督が登壇した。

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室生犀星の原作小説を映画化した本作は、室生自身を想起させる老作家と、彼が愛でる少女の姿に変貌する金魚との無邪気かつエロティックな触れ合いを描いた作品。今回、二階堂が自分のことを「あたい」と呼び、金魚から人間の姿に変貌する少女・赤子を熱演。この日は演じた金魚を彷彿とさせる真っ赤なワンピース姿で登場した。

高校時代に原作を読み、以来、自分が赤子役を演じたいと思っていたという二階堂は「原作は会話文が可愛らしくて、あの時代の作品の深みに引かれたんです。4年前、金沢を訪れた際も室生犀星記念館に行ったんですよ。いつか自分がやりたいと思い、人にも話していた作品。言い続けていればちゃんと出会えるんですね」と感無量な様子。

二階堂とは初共演という大杉は「(二階堂演じる赤子には)振り回されっぱなしでした。二階堂さんの赤子が、本当に金魚に見えるんですよね。それが全てだったように思います」とコメント。これに二階堂は「大杉さんと濃密な時間を過ごすことができてとても楽しかったです。大杉さんにはたくさん愛でていただきました」と茶目っ気たっぷりに返していた。

『蜜のあわれ』は4月1日より新宿バルト9ほかにて全国公開となる。

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