2022年7月に公開された山﨑賢人主演の映画『キングダム 2 遥かなる大地へ』が、日刊スポーツ映画大賞の中で最高賞に値する「第35回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」を受賞した。山崎は「1も2もすごいですけど、3はさらに、さらにすごいの で、自分自身楽しみにしてます」と語っている。
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カツドウ屋魂受け継ぐ『キングダム 2』が石原裕次郎賞を受賞!
同賞は、戦後を代表する映画スター、石原裕次郎さんが亡くなった翌1988年、石原プロモーション(現・株式会社石原音楽出版社)全面協力のもと、設立された。作品、監督、主演男女優、助演男女優、新人、外国作品各賞の他に、石原裕次郎賞と石原裕次郎新人賞が併設される。選考委員は政治、経済、放送、演芸など各界の映画愛好者から構成され、映画ファンの目線に近い選考を目指している。
受賞した山崎本人は「本当に素直にうれしいです。本当に気合を入れて大切に撮影をしていた作品なので、こうして監督と一緒にお花をいただいて、話せているというのが本当に幸せです。長い期間の大変な時期での撮影だったんですけど、みんながこの『キングダム』を本当に愛していて、一つ大きな夢に向かって、みんなで強い心を持って撮影に挑んでたので、いろんなトラブルが起きても、みんなで一つの方向を向いて、力強く、楽しく、撮影を乗り切れたのもこのチームだからだなと、本当に思ってて。やっぱり『キングダム』の魅力に、心の熱さがあると思うんですけど、みんな熱い気持ちを持っていて、見てくれた人にこういう時代だからこそ勇気づけられる作品を作れたなと思って、本当に幸せに思っています。パート1も本当にすごかったですし、パート2も本当にすごくて、自分自身こんなにワクワクする作品に、これだけ楽しく、気持ちを持って、自信を持ってやるということが、本当に自分の中で大切な作品です。1も2もすごいですけど、3はさらに、さらにすごいの で、自分自身楽しみにしてます。そして本当に楽しみにしていてほしいなと思ってます」とコメントしている。
受賞理由について主催サイドは「大ヒット作の続編には、私たちが想像する以上の重圧があったと思います。そして、私たちが想像する以上のスケールで一大娯楽作品は結実しました。壮大な合戦シーン、絡み合う人間ドラマ、すべてが想像以上で、心揺さぶられました。まだまだ長大な原作の序の口ですが、先のまたその先が見たくなる、そんなパート2でした。入念な準備、現場でかいた多くの汗…。裕次郎さんが終生忘れなかったカツドウ屋魂がここに受け継がれていると思います」と語っている。
『キングダム 2 遥かなる大地へ』は紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎)と、中華統一を目指す若き王で後の秦の始皇帝・嬴政(えいせい/吉沢亮)による壮大なスケールの戦国物語が展開される。7月15日に公開され、 現時点で2022年に公開された邦画実写作品の興行収入首位であり、2作連続での首位を記録した。
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