【週末シネマリサーチ】〜意外なところにヒットの秘密が!〜
週末公開される注目映画の興行収入や観客動員数を、キャストのメディア露出や注目ニュース度をもとに推測! ヒット予想を展開します。「あの人の熱愛!」や「思わぬスキャンダル」報道が大ヒットの要因になるかも!?
2月13日-14日のランキングは『オデッセイ』(20世紀フォックス)が週末土日動員27万7000人でV2を達成。2位『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』(東宝)、3位『さらば あぶない刑事』(東映)も先週同様の順位を死守した。当欄で1位予想した『Born in the EXILE 三代目J Soul Brothersの奇跡』(東宝映像事業部)は全国150スクリーンで上映され、初週土日動員7万6000人の5位スタートだった。スクリーン数を考えれば大健闘も、予想を大幅に読み間違えてしまった。
今週は『X-ミッション』(ワーナー・ブラザース)以外は、公開規模は小粒。大人気BBCドラマ『SHERLOCK シャーロック』の特別編など魅力的な作品も公開を迎えるが、果たしてランキングに入ってくる作品はあるのか。
(※ランキングは初週土日の観客動員数、上映館数は公式HPや配給情報参照)
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◎[4位予想]『X-ミッション』(ワーナー・ブラザース)
〇 該当作なし
▲[7位予想]『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』(KADOKAWA)
△[10位予想]『同級生』(アニプレックス)
*『クーパー家の晩餐会』(ギャガ)
*『NINJA THE MONSTER』(松竹)
(◎:大本命 〇:対抗 ▲:一発あり △:穴で *:期待)
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◎【4位予想】『X-ミッション』
1991年に公開されたキャスリン・ビグロー監督のアクション映画『ハートブルー』をリメイク。驚愕のアクションシーンは、一流アスリートがスタントを務め、ほぼCGが使われていないことでも話題になった。
『ハートブルー』は全米で約4300万ドル、世界興収8300万ドルという数字を出した。『X-ミッション』は、昨年12月に全米約2900館で公開され、オープニング興収は約980万ドルという結果だった。最近のワーナー配給作品と比較してみると、1月30日公開の『ブラック・スキャンダル』が全米3200館でオープニング興収が約2260万ドル、1月16日公開の『白鯨との闘い』が3100館で興収約1100万ドル、2015年11月14日公開の『コードネーム U.N.C.L.E.(アンクル)』が3600館で興収約1300万ドル。これらの作品と比べると、やや物足りない数字か。
本作は約330館での上映。2月16日には、お笑い芸人ピスタチオと美ボディが評判のタレント筧美和子が都内でイベントを行う予定になっていたが、ピスタチオ小澤がインフルエンザを発症し欠席。不吉(?)な展開かと思われたが、ニュース等で取り上げられ、逆にいいプロモーションになったかもしれない。『白鯨との闘い』が初週土日動員6万3000人、『コードネーム U.N.C.L.E.』が8万7000人。このあたりが予想動員数か。(後編へ続く…)
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