三浦大輔監督がKis-My-Ft2藤ヶ谷太輔の演技をベタ褒め!「全身全霊で演じ切った成果」
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作品の舞台となる北海道苫小牧で『そして僕は途方に暮れる』の先行上映会開
2018年にシアターコクーンで上演され、各所から絶賛を浴びたオリジナルの舞台を、脚本・監督・三浦大輔×主演・藤ヶ谷太輔が再タッグを組んで映画化が実現した『そして僕は途方に暮れる』。本作の先行上映会が1月10日に北海道・苫小牧にて開催され、三浦大輔監督が舞台挨拶を行った。
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本作は、平凡な1人のフリーターが、ほんの些細なことから、あらゆる人間関係を断ち切っていく、逃避劇。脚本・監督を務めるのは、『愛の渦』(14年)『娼年』(18年)など、毎回賛否が渦巻く衝撃作を世に送り出し、各界から注目を集め続けている異才・三浦大輔。
主人公・菅原裕一を演じたのは、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔。ばつが悪くなるとすぐに逃げ出してしまうクズ男っぷりを見事に体現し、これまでのイメージを大胆に覆し、俳優として新たな魅力を放つ。裕一と5年間同棲している彼女・里美役に前田敦子、親友・伸二役に中尾明慶が舞台と同じ役柄で続投。映画から新たなキャストとして、裕一の父・浩二役に豊川悦司、母・智子役に原田美枝子が名を連ねる。
この度、本作の舞台のひとつで、ロケ地にもなった北海道・苫小牧にて先行上映会が開催され、三浦大輔監督が登壇。自身の出身地でもある苫小牧への想いや撮影について、そして上映後の観客とのQ&Aを交えて作品の魅力を解説した。
上映終了後に拍手喝采の中、三浦監督が登場。約2年前となる撮影を思い起こし、時期は4月の初めくらいの、まだ雪もちらつく寒い時期だったことを明かす。なぜ苫小牧で撮影を行ったのかとの問いには、「藤ヶ谷くん演じる菅原裕一に僕も感情移入して撮影に入りたかったのと、ここでは土地勘もあったので、映画の時にはロケ地の選択がしやすかった」と答え、さらに「苫小牧は独特の雰囲気があって、裕一の故郷として繁華街とか田んぼ道の田舎ではなく、いい意味で中途半端な感じが、裕一の曖昧さや、この作品の世界観に絶妙にフィットしていると思います」と語った。
観客とのQ&Aでは、主人公・菅原裕一と、裕一を演じた藤ヶ谷の似ている部分を尋ねられ、「藤ヶ谷くんは、裕一と重なる部分は全くないんです」と回答。「監督として、裕一のクズさを引き出そうと色々言ったんですが、彼からはなかなか出てこない、いい意味で(笑)。なので、藤ヶ谷くんが演じた裕一は、本当に役になりきって作品のためにどうにかしようと全身全霊で演じ切った成果だと思っていますし、そこを評価されてほしいと思っています」と藤ヶ谷の演技をベタ褒め。
思い入れがあるシーンについては、いくつかのシーンに触れつつ、「新宿の街で裕一が振り返るシーンですかね。藤ヶ谷くんの振り返る表情が、僕もどれが正解なのか迷った部分もあるんですけど、物語が先に続くというか、そういう良い表情になったのかなと思っています。前向きな顔なのかどうなのか答えは皆さんの中で出してほしいんですが、彼がお客さんを見ていると思って観てください」と語った。実はこのシーン、舞台にはない、映画ならではの貴重なシーンだという。
当サイト「ムビコレ」では、本作に主演した藤ヶ谷太輔のインタビューを今週末に掲載予定だ。
『そして僕は途方に暮れる』は1月13日より全国公開。
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