横浜流星、閉ざされた“ムラ”の中で孤独に耐えダークサイドに転じる青年をリアルに演じる/『ヴィレッジ』
横浜流星主演、藤井道人が監督を務め、スターサンズの河村光庸プロデュースで贈る『ヴィレッジ』より、ミステリアスな世界観を切り取った場面写真が公開された。
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不穏な空気も感じられる…意味深な場面写真が公開
本作は、「村」という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を、圧倒的な映像美と世界観で描き、同調圧力、格差社会、貧困、そして道を誤ったら這い上がることが困難な社会構造の歪みといった、現代日本が抱える闇をあぶり出す異色のサスペンス・エンタテインメント。
日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、大ヒット作『余命 10 年』など多くの話題作を手掛ける藤井道人監督と、日本映画の変革者として絶えず注目作を世に贈り出してきた故・河村光庸プロデューサーの遺志と遺伝子を受け継いだ注目のスタジオ・スターサンズの制作チームが結集して人々のリアルに迫る、いま語るべき私たちの物語を作り上げる。
主人公の優を演じるのは、人気・実力を兼ね備え、出演作が相次ぐ横浜流星。どこにも居場所を見つけられずに生きてきた青年が、自分とこの世界をつなぐ唯一の希望を守るためダークサイドに転じる姿をリアルに体現し、黒木華、古田新太、中村獅童をはじめとした豪華出演陣との共演で、“今までに見たことない横浜流星”として新境地を見せている。
今回公開となった場面写真では、まるで取り憑かれているかのような虚ろな眼差しで、村に受け継がれてきた薪能の面を見つめ、閉ざされた“ムラ”の中でひとり孤独に耐え、絶望と怒りを目に宿した危うげな優の表情や、光吉に誘われ薪能の祭りへ訪れた際の優と美咲、村長である父・修作の権力を傘に優をコケにする透らの姿が切り取られたほか、ごみ処理施設の敷地で優と共に作業にあたる龍太(奥平大兼)、表情なく金網の向こうに広がる何かを見つめる美咲と、弟・恵一(作間龍斗)の姿も到着。
さらに、霞門村に受け継がれる伝統的な薪能の数少ない舞手であり、ある事件をきっかけに村を離れて刑事となった光吉(中村獅童)が美咲に能の稽古をつけるシーンも切り取られた。村長として豪腕を振るう修作が優に語りかける意味深なワンシーンからは、どこか不穏な空気も感じられる。
『ヴィレッジ』は4月21日より全国公開。
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