リーヴスとの血縁関係主張しDNAキットを置いていったことも
キアヌ・リーヴスの自宅に何度も侵入を図ったストーカーに一時的接近禁止命令が出された。
・キアヌ・リーヴスを著書で散々侮辱した『フレンズ』俳優。謝罪後も残る違和感…
1月31日(現地時間)にロサンゼルス高等裁判所に提出された申立書によると、38歳の男がロサンゼルス郡にあるリーヴスの自宅に何度も侵入し、一度はバックパックに入ったDNAキットを玄関先に置いていったという。
命令によると、この人物は定住者ではない通りすがりの他人でありながら、2022年11月に遡って「警戒に値する嫌がらせ及び脅迫行為を行っている」という。申立書はリーヴスの代理人によって提出され、彼のパートナーを保護するものであり、リーヴスがストーキングと嫌がらせが始まって以来、相当な苦痛を受けているとしている。
この男は昨年11月5日から今年1月20日にかけてリーヴス宅に少なくとも6回「望まれない出現」をしている。11月5日、最初に侵入した際は裏庭で眠っているのを発見されて追い出された。監視カメラの映像には塀の上から中を覗き込み、庭でタバコを吸ったり、屋外のテラスを歩く様子が映っていた。そして約12時間後の翌6日に再び現れると「奇妙な」メモやDNA検査キットなど、男とリーヴスの血縁関係を証明するために使おうとした物品が入った「不審で警戒すべきバックパックをリーヴス氏の敷地に置き」去った。1月になると何度も敷地内にやって来て、フェンスを乗り越えて自宅に入ろうとした。
申立書にはこのストーカーが書いたとされる複数のFacebookへの投稿も提出されている。内容は支離滅裂で、ある投稿では「ジャスパー・キース・リーヴス」と名乗り、別の投稿では、リーヴスの権利を譲り受けた自分だけが「責任者になる」と主張している。
これまでリーヴスと法的な関わりはないが、20年に及ぶ犯罪歴があり、暴行、薬物所持、窃盗などで有罪判決を受けている。さらにリーヴス宅ではない別の家に強盗の道具を所持して侵入した事件で追起訴されている。
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