監督デビュー作『バーバー吉野』(03年)をはじめ、『かもめ食堂』(06年)、『めがね』(07年)などで知られる荻上直子監督の5年振りとなる最新作『彼らが本気で編むときは、』。生田斗真がトランスジェンダーの女性役を演じ、そのパートナー役に桐谷健太が扮することも話題となったこの映画の、追加キャストが発表となった。
・生田斗真、主演作『秘密』を日本映画のレベル上げる作品とアピール!
本作は、女性として人生を再出発しようとしているトランスジェンダーとその恋人のもとに、母親に置き去りにされた少女が引き取られてきたことから、戸惑いながらも3人が奇妙な共同生活をはじめるという物語。
今年3月の制作発表時には、生田と桐谷に加え、少女役を演じる柿原りんか(新人)の3名が発表されていた。今回は新たにミムラ、田中美佐子、小池栄子、りりィ、門脇麦の5人の共演女優陣の名前が発表となった。
ミムラが演じるのは、マキオ(桐谷健太)の姉であり、娘のトモ(柿原りんか)を愛しながらも、シングルマザーの辛さから悩み、娘を置き去りにしてしまう母親ヒロミ役。田中が子どもの頃から自分の性に悩むリンコ(生田斗真)の一番の“人生の応援団長”で、母親のフミコ役に扮する。
小池が演じるのは、小学生であるトモの同級生・カイの母親ナオミ役。りりィがマキオとヒロミの母親サユリ役に扮し、門脇がリンコの職場の同僚の佑香役を演じる。
本作への出演にミムラは「荻上監督の作品は、登場人物がお互い信頼し合っている感じがとても素敵だなと思いました。今回の台本を読んで、そのままズバリというところと、今までの監督のテイストとは少し違うぞというチャレンジの部分も感じて、この作品に呼んで頂けたのは、本当に光栄です」とコメント。
「脚本を最後まで一気に読み切ってしまうくらい、とても感動しました。まさに監督のいま一番描きたいことが、この脚本の中にはすべて詰まっていると思います」と話す田中は、「監督もお子さんがいらっしゃるということで、『突然子どもにカミングアウトされたら、やっぱりびっくりしますよね』って監督にお話したら、『え、どうしてですか? 全然びっくりしないと思います』という答えが返ってきました。その言葉にも感動しました!(笑)」と話している。
『彼らが本気で編むときは、』は2017年2月25日より全国公開となる。
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