山田裕貴、19歳の頃の熱い思い出を激白「バイト先のネームプレートに“俳優王に俺はなる!”と書いた」
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山田裕貴、間宮祥太朗、岡山天音が声優を務めた『BLUE GIANT』の完成披露舞台挨拶に登壇。上原ひろみ、馬場智章、石若駿、立川譲監督と共に登場し、本作についてトークした。
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山田裕貴、「大役です」と言われ「えっ! えっ! えっ!」とリアクション
初めて一般の方が鑑賞されるとあって「6人で作り上げた“JASS”の音を聞いてもらえるのがとても楽しみ」と山田が話すと、「自分の声の不安はさておき、間違いなく熱くなってもらえると思います!」と自信をもって話す間宮。それに対し、「演奏のシーンは漫画にはない表現の形で監督やスタッフの映像化する意味を見せつけられた気がします。劇場アニメの声優は初挑戦なので、ちょっと恥ずかしいです」と岡山は正直な気持ちを語った。
オファーをもらった時のことを聞かれた山田は「この漫画を映画化するのは無理じゃないか!?と思っていたんですが、アニメーションだったら確かに! なるほど!と思ったけど、『大役です』と言われた時『えっ! えっ! えっ! そうすっか』」とリアクション含めてその時の驚きを表現。
演じたキャラクターについて聞かれると、間宮は「雪祈は、初対面の玉田にへたくそ!と言える厳しさと優しさの表裏一帯なところが好き」、岡山は「お調子者で跳ねてるポップなイメージがあったので、ドキドキしながらも色々と試してみた。泥臭くて魅力的なキャラクター」と演じた玉田について語った。
本作の“とにかくアツい情熱で音楽に打ち込む青春が描かれている”ことにかけ、19歳の頃アツくなったことは?と聞かれた山田は「上京してからバイトしていた飲食店で“俳優王に俺はなる!”とネームプレートに書いた」とエピソードを話し、会場は爆笑の渦に。「俺は宣言して自分自身に課していたが、大は本当に思って信じているタイプなんです」と自信と演じたキャラの違いを話した。
一方「歌とギター担当でバンドをやっていた。役者をやりながら音楽をやっていて、音楽一本のメンバーの足かせになってるな〜と思い、辞めました」と過去を振り返る間宮。岡山はあまり19歳の頃を思い出せないと悩み、色々考えたのち「山田さんと初めて会ったころ」と思い出すが、その初対面が“少女時代”のライブと告白。すかさず「音が関連している…」と山田が突っ込むが、「いや上手くない」と岡山がすかさず切り返した。
イベント後半では、スペシャルゲストとして、音楽と沢辺雪祈のピアノ演奏を担当した上原ひろみ、宮本大のテナーサックス演奏を担当した馬場智章、玉田俊二のドラム演奏を担当した石若駿が登壇。再び大きな観客の拍手で出迎えられた。
ピアノ演奏のほかに音楽も担当した上原は「バンドの曲は情熱が伝わるように、劇伴は1シーン1シーンの感情のサポートができるようにと監督と細かく話して作りました。参加した全ミュージシャンが魂を込めて120%の力を出してくれました」と感謝の気持ちを語る。さらに「原作を読んでいる時から音が聞こえてきて、勝手に曲を書いていた。じつはその楽譜が原作に載ってたりします」と仰天エピソードを明かした。
また、馬場と石若が同じ札幌出身で幼少期から一緒に演奏していたと聞いてびっくりしたという上原。「この作品の大と玉田の関係と重なるところがあったので、こんなラッキーあるんだ!と思った。それもあって3人の関係に近い“JASS”を作り出すことが出来た」と募る思いを話した。
最後に山田から「この映画の構想が6年も前で、そこに沢山の人が関わっている。映像も音も、そして原作の力を信じていれば自然と広がっていくと思える映画です。今度は皆さんの声で色んな人に進めてほしいと思っています。最後まで楽しんでいってください!」と本作に込めたアツい思いで締めくくった。
『BLUE GIANT』は2月17日より全国公開。
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