萩原利久×八木勇征のBLドラマ、後半戦も甘々でスタートするが…
大ヒットドラマの続編となる待望の『美しい彼』シーズン2がスタートし、2月21日に第3話が放送された。原作もシーズン1もファンの筆者がシーズン2の萌えポイントを紹介しよう。(※あらすじに触れています)
・「好きな男」のために鍋料理を作るキング清居が愛おしい!『美しい彼』シーズン2萌えレビュー<第2話>
本作は、原作・凪良ゆう、イラスト・葛西リカコによる同名のBL小説を、萩原利久と八木勇征(FANTASTICS)のW主演で実写化した人気ドラマの続編。学校カーストの底辺にいる高校生・平良一成(ひら・かずなり)と、頂点に君臨するキング・清居奏(きよい・そう)とのもどかしい初恋が描かれ、平良役の萩原も清居役の八木もブレイクを果たした。シーズン2では、大学生となって結ばれた平良(萩原)と清居(八木)のその後が描かれている。
大学4年生となった平良と俳優業に勤しむ清居はそれぞれ選んだ道を歩みながら、同棲生活を送っている。第2話では平良のために清居がお料理をがんばっていたが、今回は通常モードで清居にかしずく平良が描かれた。
眠る清居の手を取り甲に…。そんな平良がかわいい
序盤からベッドで眠る清居の手を取って手の甲に口づけする平良。この構図を見ると不思議と安心する。平良はベッドに入って清居の隣に横になると、はだけた布団を清居にかけてやる。子どもを寝かしつけるように布団の上から清居を優しくぽんぽんしてあげると、清居は寝言で「ん…キモ…」。それを聞いた平良は安心したように眠りに入る。「キモ」と言われて嬉しそうに笑顔を噛み殺す平良にこちらもニヤついてしまう。
2人が寝ているシーンは前半に再び登場。ある日の朝、平良が目を覚ますともう8時前に。「やっば!」と飛び起きて「ごめん、目覚まし止めちゃった!」と慌てて清居を起こそうとする平良。慌てるそぶりがかわいいし、目覚まし何個あるの? と目覚ましの多さに笑う。清居を起こすために用意したのかと思うと、これまたかわいい。起きない清居の布団を剥いで平良が起こそうとすると、「やだ、さみぃ~」とまだ寝ていたい清居に押されて、平良は「うわわ~!」とベッドから落っこちてしまう。清居のためにあたふたドタバタする平良はどれだけ見ても飽き足らない。
親問題が勃発、良かれと思って話し続ける平良だが…
ただ、清居は慌てて起きなくても事務所が車で迎えに来ることになっていた。スターへの階段を一歩一歩進める清居に対して平良は写真コンテストの一次審査も落ちてしまい、平良の卑屈さに拍車がかかってゆく。そんなときに平良の親にも様子を見に行くように頼まれたといって従姉妹の菜穂が訪れる。
菜穂が帰った後で平良の親を気にする清居に「清居と俺の親はなんも関係ないから」「清居と俺の親が関わることなんてこの先一生ないから」と良かれと思って清居に語りかける平良。あ~あ~平良よ、やめてよ、と清居も視聴者も思うなか、安心させようと微笑みながらペラペラ話す平良が憎らしくも切ない。
清居が泣きながら怒っても理解しようとせずに謝るだけの平良はまたペラペラと自論をまくしたて、挙げ句には「俺は、清居を、わかりたくない」と! 出た! ネガティブ俺様、平良! 対等な恋人でありたいと思っている清居にとってなんて残酷な言葉なんだろう。
もう平良のアホ! 清居は再び手の届かない存在に!?
案の定、清居は悲しみに打ちひしがれて家を出て行ってしまう。それでも、清居を理解できずにアホ面を下げて(失礼)呆然とするだけの平良。もうもう平良のアホ! 憎らしくも切ない!(2回目) 撮りためた清居の無数のポートレートをベッドに広げて、そのうちの1枚を大切そうに両手で持って切なそうに眺める平良。思い出のシーンが走馬灯のように駆け巡り、シーズン1のエンディング曲・ロスの「Follow」が流れる。甘い生活からまた逆戻りして、清居という遠いお星様を一生懸命眺めている平良が切ない……。いや、でも、この状況にしたのはお前だからな! わかってるのか、平良! と情緒不安定にさせられながら、だからこのドラマはやめられないんだとホクホクと悶まくってしまった。(文:牧島史佳/BLライター)
『美しい彼』シーズン2は、2023年2月7日よりMBS/TBSドラマイズム枠(MBS/24:59~、TBS/25:28~)にて放送中(全4話)。HBC、TUT、BSN でも順次放送スタート
※TBS放送後、TVer、MBS動画イズム 見逃し配信1週間あり。
※Huluにて見放題独占配信
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