【興収レポート】2月公開作の1位は『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』(興収31.9億円)。本作はテレビシリーズ『鬼滅の刃』の『遊郭編』第10話、第11話と、新章となる『刀鍛冶の里編』第1話を合わせた特別版。映画館での鑑賞に最適化するため、本編映像を全編4Kアップコンバート。また全編の音楽を劇場環境に合わせて再ミックスした。2月3日から公開されIMAXでも上映。さらに25日からはMX4D/4DX、ドルビーシネマでも上映された。
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2位は『BTS: Yet To Come in Cinemas』。2月1日から公開され、26日時点で興収17.3億円をあげている。2030年・釜山国際博覧会の誘致を目的にBTSが22年10月15日、韓国・釜山で開催したスペシャルコンサートの模様を収録した作品。当日の生中継では使用されなかった専用カメラ14台による超接近ショットやフルショットなど、多彩なアングルで撮影された。4DX、ScreenX、4DXScreenXでも上映された。
3位は『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』。『タイタニック』の公開から25周年を記念し、キャメロン監督自らが映像を一新した3Dリマスター版。2月10日から23日までの2週間の限定公開だったが、興収10.9億円をあげる大ヒットとなった。
『すずめの戸締まり』、『天気の子』興収まであとわずか!
なお、2月26日時点で『すずめの戸締まり』は139.3億円で、『天気の子』(141.9億円)まであとわずか、『THE FIRST SLAM DUNK』は112.8億円を記録している。
今週末3月3日(金)からは、春映画興行の本命『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』、スティーブン・スピルバーグ監督の自伝的作品『フェイブルマンズ』、アカデミー賞で最多10部門11ノミネートを記録している『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』などが公開される。多彩なラインナップで映画館がにぎわいそうだ。(文:相良智弘/フリーライター)
[2023年2月公開作ランキング]
1位『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』31.9億円
2位『BTS: Yet To Come in Cinemas』17.3億円
3位『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』10.9億円
(ムビコレ調べ。2月26日時点)
2位『BTS: Yet To Come in Cinemas』17.3億円
3位『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』10.9億円
(ムビコレ調べ。2月26日時点)
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