【アジアンビューティー】トレンドやカルチャーの発信地として世界中から注目のスポット、アジア。このコラムでは、元ヘアメイクの美容ライターがインスタグラムからアジアの魅力的なファッションアイコンやインフルエンサーのショットをピックアップしてご紹介します。今回は、有名ブランドから引っ張りだこで世界中を股にかけて活躍する中国のファッションモデル、マオ・シャオシンのインスタをチェック。
・GCDS×ONE PIECEのコラボウェアも着こなすマオ・シャオシン
撮影合間のオフショットもしっかりモデル顔
トップ画像は、イスタンブールを拠点に活躍する新進デザイナー、Sudi Etuzが手掛けるブランド「Sudietuz」の広告撮影でのメイキングショット。バストアップのオフショットですが、素材、フォルム、色彩感覚で魅せるSudi Etuzのテイストを垣間見ることが出来るのでは? 流石トップモデルだけあって、シューティング本番以外のメイク直しや何気ない素の瞬間もサマになります。
この時のアイメイクは、パールオレンジのシャドウを上まぶた全体にまぶしただけのシンプルなもの。アイラインやビューラーやマスカラもなしで、極めてナチュラル。余計な足し算をしないことで、彼女の持ち味である涼し気な目元がキリリと引き立っています。インスタでは、他にもこの日のシューティングで着用したユニークなコスチュームの数々がUPされています。
現在進行形でVan Cleef & Arpelsのミューズとして活躍中!
切れ長の目×しっかりした骨格を強調したクールなキャラを演じることが多いシャオシンにしては珍しく、ソフトで可愛らしい印象の1枚。髪がフェイスラインにかかるボブスタイルにより、シャープな印象が緩和されて柔らかな表情に。やはり目を引くのは、ボリュームたっぷりのカボションのターコイズを使ったジュエリーたち。こちらは、ハイジュエリーブランドVan Cleef & Arpels(ヴァン クリーフ&アーペル)のペルル デテコレクション。19石ものターコイズを贅沢に使ったネックレスは、職人が800時間以上かけて手仕事で仕上げた逸品だそう。シャオシンは、現在リアルタイムでVan Cleef & Arpelsの公式HPに出演中! 写真だけでなく動画も掲載されているので、ぜひチェックを。
トレードマークの切れ長の目は、メイクで七変化
これぞアジアンビューティー! といった切れ長の目が印象的なシャオシンですが、メイクによっていい意味で驚くほど化けるポテンシャルの持ち主。アイシャドウで立体感のあるグラデーションを施すとこんなにも妖艶でパッチリした目元に仕上がる変身ぶりは、さぞかしメイクアップアーティストの創作意欲を?き立てるのでは? と思われます。ダブルライン風に入れたメタリックミッドナイトブルーのアイシャドウを、目尻と下まぶたのキワにはさらにたっぷり乗せて陰影を強調。囲み系アイラインは、あえて目尻の上まぶたと下まぶたを繋げずに隙間をあけて白のラメカラーをオン。これは、舞台メイクなどでよく使われる古典的テクニック。上下のラインを繋げず目尻に白を乗せることで、白目の面積を大きく見せて目の横幅を大きく見せる効果があります。
様々なデザイナーからラブコールが絶えない人気モデルのシャオシン。彼女のインスタに投稿された数々のクールでエッジイな写真を見れば、その人気ぶりに誰もが納得するのではないでしょうか。(文:羽野ハノン/ライター)
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