ジョージ朝倉原作の同名コミックを、小松菜奈と菅田将暉のW主演で実写映画化する『溺れるナイフ』。この作品にメインキャストの1人として出演している上白石萌音の、役の上での変身ぶりがハッキリとわかる場面写真が公開となった。
本作は、都会から引っ越してきたティーン誌モデルの夏芽(小松菜奈)と、地元の神主一族の跡取りコウ(菅田将暉)の一生に一度のラブストーリーを描いた作品。上白石が演じているのは、小柄で地味なクラスメイトのカナ。モデルだった夏芽の大ファンで、転校してきた彼女を何かと気にかける世話焼きな一面も。また、コウの幼馴染で、ずっと憧れてきたが、憧れの2人が惹かれあっていると知り「夏芽ちゃんとコウちゃんは特別じゃ」と思い込み神聖視するようになる。
だが、火祭りの日に起きた悲劇によって心を閉ざし、コウとも離れてしまった夏芽とは対照的に、カナは高校入学後に化粧を覚えぐっとあか抜け、たくさんの友だちに囲まれ、幸せな日々を過ごす中、次第に夏芽をライバル視するようになっていく。
上白石は2011年の第7回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し芸能界入り。2014年公開の映画『舞妓はレディ』では、800名の応募者からオーディションを勝ち抜き、主人公・春子役に大抜てきされた。現在、大ヒット公開中の『君の名は。』では、ヒロインの声を担当するなど、今後の活躍が楽しみな女優だ。
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