庵野秀明が脚本と総監督をつとめた『シン・ゴジラ』が7月29日の公開初日から11月16日までの111日間で、観客動員551万人、興収が80億円を突破したことがわかった。興収80億円超えは、邦画の実写映画としては2013年12月21日公開の『永遠の0』(最終興収87.6億円)以来となる。
・『シン・ゴジラ』動員420万人突破!平成ゴジラシリーズ以降最高の数字に
本作は、「現代日本に初めてゴジラが現れたとき、日本人はどう立ち向かうのか?」をテーマに、突然の巨大怪獣(=ゴジラ)の出現に右往左往する日本政府の姿が、ウィットを交えながら描かれた作品。迫力の映像、圧倒的な情報量、緻密な取材に基づくリアリティなどが奏功し、これまでのゴジラシリーズでは考えられないほど幅広い層の観客を獲得、数多くのリピーターも生み出し社会現象になっていた。
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