安倍首相もファン公言の『ウォーキング・デッド』、ダントツ人気で独走!

『ウォーキング・デッド』
(c) 2013 AMC Network Entertainment LLC. All rights reserved/provided by FOX channel
『ウォーキング・デッド』
(c) 2013 AMC Network Entertainment LLC. All rights reserved/provided by FOX channel

ここ最近、大統領選挙で大きな話題を巻き起こしているアメリカや大統領のスキャンダルで注目されている韓国など、日本でも海外への関心が高まっている。ニュースはもちろんだが、異国の文化や考え方を知るために欠かせない存在とは、やはり映画やドラマではないだろうか。そこで、Huluの週間ランキングから、見るべき海外ドラマをピックアップ。

[動画]安倍総理にゾンビ役をラブコール/『ウォーキング・デッド』A・リンカーン、N・リーダス、G・ニコテロ来日会見

まず、先週に引き続き、海外ドラマ部門だけでなく、総合でも独走状態となっているのが『ウォーキング・デッド』。やはり、全米ケーブルTV史上最高視聴率を更新し続けているだけあって、その強さは本物といえる。日本の著名人の間でも人気は高く、なんと安倍首相もファンであることを公言しているという。今後、このドラマからトランプ氏との信頼関係構築のヒントを見つける可能性もあるのかも!?

『ウォーキング・デッド』ばかりに目がいきがちだが、それ以外の海外ドラマもしのぎを削っている。今回2位に急上昇したのは、アメリカでは2008年〜2015年に放映され大ヒットとなった『THE MENTALIST/メンタリスト』。卓越した観察眼で数々の難事件を解決する犯罪コンサルタントが主人公の心理サスペンス・ドラマだ。幅広い層から支持されており、以前から人気は高かったものの、Huluでは11月から新シーズンが追加されこともあり、さらに注目が集まったと見られている。

そして3位にランクインしているのが『ゲーム・オブ・スローンズ』。9月に発表された“テレビ界のアカデミー賞”といわれるエミー賞では主要12部門で受賞し、なかでも「作品賞」「監督賞」「脚本賞」は2年連続の快挙となり話題となった。架空の王国を舞台に玉座争いを描いたファンタジー作品だが、一話につき約600万ドルの製作費をかけており、ドラマとは思えない壮大なスケールに魅了されているファンが多いようだ。次の第7シーズンは2017年の夏に全米で放送予定といわれており、今後さらなる盛り上がりを見せることは間違いないだろう。

日本のドラマとは、ひと味もふた味も違う感覚を味わわせてくれる海外ドラマ。根強い人気を誇る旧作も、さらなる進化をし続ける新作も、一度見たらやめられないだけに、私たちをますます寝不足にさせそうだ。(文:志村昌美/ライター)

【Hulu 11月9日〜15日の週間ランキング/海外ドラマ】
1位『ウォーキング・デッド』
2位『THE MENTALIST/メンタリスト』
3位『ゲーム・オブ・スローンズ』
4位『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』
5位『Hunters/ハンターズ』
6位『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪』
7位『セックス・アンド・ザ・シティ』
8位『Banshee/バンシー』
9位『プリズン・ブレイク』
10位『Veep/ヴィープ』