犬飼貴丈と飯島寛騎のW主演によるドラマ『僕らの食卓』が現在放送中。ムビコレでは、犬飼貴丈と飯島寛騎のインタビューを掲載中だ。
犬飼貴丈、役作りのために「土鍋でご飯を炊きました」
本作は、三田織が手がける同名コミックを原作に、食事を通して人とのつながりを描いたハートフルドラマ。家族と疎遠で人と食事をするのが苦手な会社員の豊は、公園で年の離れた兄弟・穣と種に出会い、なぜか「おにぎりの作り方」を教えることに。それ以来、一緒に食卓を囲み食事をすることが増え、豊と穣の距離もしだいに縮まっていく。
穣を演じた飯島は、「穣は見た目はちょっとおっかない兄ちゃんって感じだけど、とても家族思いで家族のことを思いすぎて、自分を優先できないキャラクターです」と自身の役どころについて説明する。
また、豊を演じた犬飼は「豊も人に対して優しすぎて自分のことがおろそかになってしまう人というのが根っこにあるキャラクターです。豊はいろいろ抱えているので、そのバックボーンが感じられるように演じなければいけないと思いました」と、演じる上で意識したことを語った。
役へのアプローチで行ったことについては、「豊がしているように、土鍋でご飯を炊きました」と犬飼。上手く炊けたことで「豊って日頃からこんな風にご飯を炊いて食べてるのか」と役を掴めた感覚があったという。
一方、「料理に関してはあまり手慣れてないように見えるように心がけましたね」と語る飯島は、普段は料理をするタイプ。得意料理はチャーハンで、「一昨日はピーマンの肉詰めを作りました。美味しかったですよ(笑)」と最近作った料理についても教えてくれた。
2人に共演したそれぞれの印象を聞いてみると、「変わらない、いつもの犬飼さんだな、と。仕事でも日常でも、独特の自分のペースを持っておられる方なので」と飯島。
犬飼は「飯島くんは20代前半のときはかわいくてカッコ良かったけれど、大人の色気を纏ったな、と思いました」と、年齢を重ねて飯島の印象が変わってきたと話す。飯島は犬飼の言葉に、「嬉しいです。歳を重ねるのを楽しんで、役者として巾を広げていきたいと思っています」と喜んだ。
美味しそうな料理がたくさん登場する本作だが、犬飼が一番気に入ったのは「キムチとトマトとチーズの鍋」。犬飼の回答に、飯島も「あれは本当にうまかった。オープニングでも登場する鍋です、パカッと蓋を開けるシーンのやつ」と同意する。
2人の食についてのエピソードだけでもついお腹が空いてきそうだが、そんな本作について「ドラマの雰囲気もあいまって食べることの罪悪感減ってついつい食べちゃいそうですよね」と飯島。これに対して犬飼は「幸せならいいんじゃないですか」と優しく付け加える。
また飯島は「簡単なものが多いからぜひ、真似して作って欲しいです」、犬飼は「俺もおにぎりとか作って食べながら見たいです」と、本ドラマを“食”と共に楽しんでほしいことを伝えた。犬飼貴丈と飯島寛騎のインタビュー全文はこちらから!
・[動画]犬飼貴丈が飯島寛騎の「大人の色気」を語る/ドラマ『僕らの食卓』インタビュー
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