品川ヒロシの中学からの友人・井口達也の青年時代を描いた実録物語
品川ヒロシ監督が累計650万部超えヤンキー漫画を実写映画化した『OUT』より、キャスト第1弾と本編映像初出しとなる超特報映像を紹介する。
・倉悠貴主演、世の中に馴染めないエキセントリックな男女のピュアなラブストーリー
本作は、「ヤングチャンピオン」(秋田書店)連載されている同名ヤンキー漫画の実写映画化で、品川ヒロシの中学からの友人・井口達也の青年時代を描いた実録物語。監督・脚本を手掛けるのは、『ドロップ』(09年)で大ヒットを打ち出した品川。
『ドロップ』で大活躍した“狛江の狂犬”と恐れられた伝説の超不良・井口達也には、封印されたその先の物語があった。新たな場所での新たな仲間たち、家族との出会いから、達也の壮絶な更生生活が始まってゆく。
主人公、伝説の超不良・井口達也には、NHK連続テレビ小説『おちょやん』に出演、本年は主演映画『こいびとのみつけかた』の公開が控えるなど、急成長を遂げる若手俳優・倉悠貴。暴走族の特攻隊長という、かつて経験したことのない役どころに挑戦した倉は、「『OUT』の世界は、現代社会の中で生きる僕たちに通ずるものがあるような気がしています。彼らのまっすぐな信念や絆に何か感じていただけたら嬉しいです」と本作に期待を込める。
品川監督は、「今回の達也は『ドロップ』の時のただただ暴れるだけの達也ではなくて、喧嘩をすると少年院に戻されてしまう、暴走族に戻るとお世話になっているおじちゃんとおばちゃんに迷惑がかかるという葛藤がある。倉くんは目の奥に何か得体の知れないモノが潜んでいるんだけどナイーブな部分もあって今回の達也にピッタリ」と語る。
暴走族「斬人」総長・丹沢敦司役には、『天気の子』(19年)で主人公に大抜擢、本年は『シガテラ』で連続TVドラマ初主演を果たすなど活躍が目覚ましい俳優・醍醐虎汰朗。中性的な外見とはうらはらに、総長に君臨するに相応しい才能とカリスマ性を誇りながら猟奇的一面をみせるという、非常に難しい役どころを見事に演じてみせた。
品川は「あっちゃんは、可愛いルックスでありながら、実は凶暴でとにかく強い。醍醐くんがまさに可愛いルックスなのに、とんでもなく身体能力が高く、難しいアクションもさらりとやってのける」とその運動神経を絶賛する。
「斬人」副総長・安倍要役には、『死刑にいたる病』(22年)に主演、本年秋放送開始となるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演が決定するなど、今最も注目を浴びる俳優・水上恒司。リーゼントのヒゲ面デカ男、強面の外見だが 律儀で義理人情に厚い男気溢れる熱血漢を、圧倒的演技力で演じた。
品川監督は、「要は、正義感とか友情を一番大事にしているキャラクター。それを感じさせてくれるのが水上くん。身体も大きくて筋肉がしっかりとしているので強さに説得力がある」と水上を評価する。
『OUT』は11月全国公開。
・[動画]倉悠貴×醍醐虎汰朗×水上恒司、アウトに生きるヤンキー漫画待望の実写映画化!映画『OUT』超特報
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