『人数の町』で独自の世界観を作り上げた荒木伸二監督の長編第2作
『人数の町』(20年)の荒木伸二監督が、主演に若葉竜也を迎えて描く映画『ペナルティループ』の製作が決定した。現在、順調に撮影が行われており、今年春にクランクアップ。2024年3月に全国公開される。
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本作は、新感覚のディストピア・ミステリー『人数の町』で独自の世界観を作り上げた荒木監督の長編第2作。“昨日と同じ今日”を繰り返す、殺人者のループ・サスペンスだ。話題作への出演が相次ぐ実力派・若葉竜也が、主人公の青年・岩森淳を演じる。
岩森淳(若葉)は、最愛の恋人である唯を素性不明の男・溝口に殺された。大きな喪失感を抱えながら、岩森は自らの手で犯人に復讐することを決意し、綿密な計画を立て、完璧に実行した…はずだった。
翌朝、岩森が目覚めると、周囲の様子は昨日のまま。確かに殺したはずの溝口も生きている。そう、時間が昨日に戻っているのだ。困惑しながらも復讐を繰り返す岩森だが、何度殺しても翌朝は来ず、その度に恋人の敵を討ち続けることになる。このループは一体何なのか、なぜ岩森はこの世界に入り込んでしまったのか、そして溝口が唯を殺した目的は何だったのか―?
主演の若葉は、「荒木監督とお会いしたのは確か、2022年1月の真ん中あたりでした。そこから監督、プロデューサー、スタッフと話し合いを何度も重ねて脚本を組み立てはバラシ、組み立てはバラシ、一年以上かけてやっと撮影まで辿り着きました。はしゃぐことなく、粛々と向き合いたいと思います。しっかりと血の通った映画にします」と意気込みを語る。
荒木監督は、「私の身体の中に蠢く情念や思想を一本の映画にしようとした時にループものにするのはどうだろうとある日、思いつきました。数あるループものの傑作のどれとも異なりどれよりも面白い一本をつくれないだろうかと。そんな気概で脚本開発に臨み仲間を巻き込み湯水のように時間を使って決定稿に辿り着きました。若葉竜也さんを始めとした豊かな表現者たちと共にこれからこの映画を撮影することが楽しみで仕方ありません。次の桜が咲く頃に公開予定です。絶対見てください」と創作の意図を明かしている。
『ペナルティループ』は2024年3月全国公開。
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