パク・ソジュン&ファン・ジョンウム、夢の再共演作『彼女はキレイだった』
『梨泰院クラス』のパク・ソジュンが『マーベルズ』への出演が決まり、ハリウッド進出を果たした。そんなソジュンが大ブレイクしたきっかけとなった2015年の大人気ドラマ『彼女はキレイだった』を紹介したい。
・今こそ見たい『梨泰院クラス』、ビジネス×因縁の成り上がり系青春群像劇!
子どもの頃、美人で優等生だったキム・へジン(ファン・ジョンウム)は、成長して残念な容姿になっていた。そんなある日、子どもの頃に太めでいじめられっ子だった初恋相手のチ・ソンジュンから一通のメールが届く。15年ぶりに再会できることに喜ぶヘジンだったが、待ち合わせ場所に現れたのは完璧なイケメンに変身したソンジュン(パク・ソジュン)だった。気後れしたヘジンは超美人の大親友に代役を頼むが……。
後日、ファッション誌の編集部で働くことになったヘジンの前に新しい副編集長としてソンジュンが現れる。ヘジンを同姓同名の他人と信じ込んでいるソンジュンは、彼女に容赦ないドS上司ぶりを発揮する。
こんなことってある? 巨漢男子がイケメンエリートに!
“子どもの頃は冴えなかった女の子が成長して超美人に!?” という話はありえそうだが、このドラマでは巨漢の男の子がスタイル抜群のエリート男性に変貌。逆にヒロインは信じられないほど冴えない感じに成長してしまった。しかし、よく見れば美人なのは間違いなく、髪型や服装によってこんなにも違いが出るのか、ということをまざまざと思い知らされた。
ヒロインを「ジャクソン」と連呼する変な男が出現!
出版社の管理部に就職が決まったヘジンだったが、紆余曲折あり、人気のファッション誌に3ヵ月限定で出向を命じられる。いわば花形だが、欲のないヘジンは管理部に戻してくれと懇願。ここら辺のやりとりも5分おきに大笑いさせられる要素が満載だ。極めつけは、ヘジンの服装がマイケル・ジャクソンに似ているからと「ジャクソン」と連呼し、何かと奢らせようとするキム記者(チェ・シウォン/SUPER JUNIOR)の存在だ。彼は、ヘジンの外見よりも心が美しいことを理解した上で惹かれており、暇さえあれば彼女に接近しようとしてくるのだ。
ファン・ジョンウムとの再共演を果たしたパク・ソジュン
『キルミー・ヒールミー』(2015年)でファン・ジョンウムと共演し、本作で再度息の合った演技を見せたパク・ソジュンは、1988年生まれの俳優。『花郎(ファラン)』(2016年)、『梨泰院クラス』(2020年)など数々のドラマに出演。また、IUとの共演が話題の映画『ドリーム』が韓国にて公開されたばかりだ。
美人だから優しくする? ルッキズムについても考えさせられる!
鬼上司ぶりで編集部員全員総スカンのソンジュンだが、ヘジンの代理をつとめた超美人女性には信じられないほどの優しさを見せ、強引に距離を縮めようとしてくる。これが、外見の美しさに惹かれてのことか、幼馴染み故の初恋をそのまま引きずってのことなのかはまだ分からず、見ていて少しモヤモヤさせられる。風変わりな男、キム記者が既にヘジンの魅力に気づいたように、ソンジュンもヒジンの本質を見て「彼女はキレイだった」と気づくところに期待したい。(文:渡邉啓子/ライター)
『彼女はキレイだった』
DVD-BOX 1~2 各19,250円(税込) レンタル中
発売元:アクロス/TCエンタテインメント/TBS/ぴあ
販売元:TCエンタテインメント
(C)2015 MBC
※2023年5月の情報です
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