奥平大兼、今ハマっているものは“鯨の鳴き声”!?「眠れない時に聞いているんですけど、オススメです」
森七菜、奥平大兼が、W主演を務めた『君は放課後インソムニア』の完成披露上映会に出席。上村海成、安⻫星来、永瀬莉子、川﨑帆々花、池田千尋監督と共に登壇し、撮影の日々を振り返った。
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共演者と共に「放課後みたいだった」撮影の日々を振り返る
この日は一般の観客に向けた初のお披露目となるが、「原作ファンの方や、はじめて『君ソム』に触れるという方もいらっしゃるので、ドキドキしています」と語った森。
続く奥平は、昨年夏の撮影からおよそ10ヵ月たった現在の心境を「確かにやっと(公開)かという気持ちもあって。まだ見ていただくということに恥ずかしいという気持ちもあるんですが、それでも見ていただけることはうれしいです」とコメントした。
主演のふたりを温かく見守る友人たちを演じたフレッシュなキャスト陣も参加。奥平演じる丸太が不眠症であることを打ち明けている唯一の理解者で幼なじみの受川太鳳を演じた上村は、「ずっと仲良くしている友だちが悩みを抱えていて、それは心配なんですけど、心配しすぎると引かれるだろうなと。だから心配してるけど、そこまで心配してないように見せるという。その塩梅が難しいなと思ってました」と述懐。
それを受けた奥平が「ガンちゃんを助けたいんだけど、どうすればいいか分からない、みたいな受川の顔がすごくいいんですよ」と見どころを語ると、森も「分かる」とかみ締めるようにコメント。
さらに「だから(自分が映るシーンではなくなり)カメラからはけた時は、(受川が)どんな顔をしているんだろうと思って。ついつい見ちゃってましたね」と告白する奥平に、上村は「いいよ見なくて。やだな」と照れくさそうに笑っていた。
森が演じる伊咲の友人たちも個性豊かな面々が集まった。伊咲とは小学校からの付き合いでソフトボール部に所属している、穴水かなみを演じた安⻫が「わたしは映画自体が初めてで、緊張しながら撮影場所に飛び込んだんですけど、撮影場所の七尾が本当にすばらしいところで。皆さんのおかげでリラックスできたというか、すごくやりやすい環境で過ごさせていただきました」と明かす。
伊咲の友だちで、実家のお好み焼き屋を手伝う女子高生、蟹川モトコを演じた永瀬は、「すごく海鮮がおいしくて。わたしの人生の中でもたくさんお魚を摂取できた時期でしたね」と七尾の思い出を述懐。一方でジャンキーなものも食べたくなり、共演者たちとファースト店を探した思い出を「本当に放課後みたいだったな」と振り返った。
そして伊咲の友だちで、美術部に所属している野々三奈を演じた川﨑は「ゲームをしたり、撮影が終わってから(森)七菜ちゃんと一緒にアイスを買いに行ったりとか。撮影じゃないところでも仲良くしてくれたのがうれしかったし、全部思い出します」と語った。
イベント中では、本作主人公の丸太が、天文部に入部し、カメラにどんどんハマっていくことにちなみ、登壇者たちが「ハマっているもの」について質問が。
池田監督が「温泉・サウナ」、川﨑が「ギター」など返答する中、奥平の答えは「鯨の鳴き声」。「僕は最近、海の生物にハマってて。鯨の鳴き声って変な鳴き声なんですけど、めっちゃ落ちつくんです。それこそ眠れない時に聞いているんですけど、オススメです」とその理由について明かした。
そして、最後に池田監督は「自分が生きることを肯定するのはすごく難しいことかもしれない。でもそれができたときに、人は人に好きと言えるのかもしれない。そんなことを信じながらつくりました。多くの人に届くといいなと思います」とメッセージ。
続く奥平が「この舞台あいさつでも和気あいあいとしていましたけど、それがちゃんと画面に出ているのがいいなと思う作品です」と語ると、森も「皆さんには何かを持って帰っていただけるような幸せがあると思うので楽しんでいただきたいなと思いますし、もし面白かったら、ぜひ隣にいる人に面白かったよと、広げてください」と会場に呼びかけた。
『君は放課後インソムニア』は6月23日より全国公開。
・『君は放課後インソムニア』完成披露上映会の写真をもっと見る
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