公開217日目となる6月15日に累計動員数200万人を突破、興収25億9000万円を記録するなど、現在もロングラン上映中のアニメ映画『この世界の片隅に』が第41回アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門で審査員賞を受賞したことがわかった。
6月12日〜17日までフランスのアヌシーで開催されていた本映画祭は、1960年にカンヌ国際映画祭からアニメーション部門が独立。アニメーション映画祭としては世界で最も長い歴史を持つ国際映画祭。1993年には宮崎駿監督作『紅の豚』が長編部門・最優秀作品賞を受賞。その後2007年に細田守監督作『時をかける少女』(長編部門・特別賞)、2015年に原恵一監督『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』(長編部門・審査員賞)など、 日本国内でも人気を誇るアニメーション作品が受賞している。
真木プロデューサーも「本日は(6月17日)土曜日。(12日)月曜日にアヌシーに着いて、この日を毎日チーズを食べながら待っていました。この映画は日本で数多くの賞を頂きました。作品賞、監督賞、音楽賞、主演女優賞まで。このアヌシーで賞を頂いて、非常に大きな海外の賞が加わりました。とても光栄なことです。ありがとうございました」と述べている。
『この世界の片隅に』は9月15日よりBlu-ray&DVDがリリースとなる。
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