下着にシースルーで騒然、ラフな足元が物議、カンヌで自分らしいファッションを貫いたセレブたち

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イリーナ・シェイク
イリーナ・シェイクのinstagramより(@irinashayk)
イリーナ・シェイク
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イリーナ・シェイクのinstagramより(@irinashayk)
イリーナ・シェイク
ジェニファー・ローレンス
ヘレン・ミレン
ヘレン・ミレン

「働く母親も自己表現を」イリーナ・シェイクの刺激的な装い

【輝けるセレブたち】5月27日(現地時間)に閉幕した第76回カンヌ国際映画祭。今年は、特に日本勢が大躍進を遂げたことにより、日本でも例年以上の盛り上がりとなりました。そんななか、毎年話題となるものといえば、やはりファッション。今回は、慣習や周囲からの声にとらわれることなく自分らしいスタイルを貫いたセレブをご紹介します。

ネイキッドドレス旋風! 大胆肌見せのセレブたちが集結したメットガラ

カンヌ国際映画祭といえば、フォーマルなものを着用しなければいけないという厳しいドレスコードが来場者のみならず取材者にも課せられることで知られているほど厳格な場所。そのため、露出を控えめにするセレブが多い傾向にありますが、そこに真っ向から挑んだのがモデルのイリーナ・シェイクです。

初日のプレミアに登場した際には、おへそのあたりまで胸元がざっくりと開いている華やかなブルーのドレスで登場して観客を魅了。

イリーナ・シェイクのinstagramより(@irinashayk)
イリーナ・シェイクのinstagramより(@irinashayk)

翌日はなんと上半身にレザーのベルトがクロスしているだけという前日よりも大胆なドレスを披露して会場の視線を釘付けに。そこで終わりかと思いきや、カンヌで行なわれたパーティーに参加したときには、グッチの下着にシースルードレスという組み合わせで現れ、その場を騒然とさせます。

イリーナ・シェイクのinstagramより(@irinashayk)
イリーナ・シェイクのinstagramより(@irinashayk)

思わず見とれてしまうほど健康的に引き締まったボディを称賛する声はあるものの、一方で「これほどカンヌにふさわしくない服装はない」といった厳しい批判もあり、まさに賛否両論。これに対しイリーナは、「新しい時代に、自分の個性を見せたいと思った。働く母親でもスタイリッシュで自分自身を表現できると示したかった」とCNNで語っているのだとか。堂々としたイリーナの姿は、女性の強さそのものを表しているようにも見えます。

イリーナ・シェイクのinstagramより(@irinashayk)
イリーナ・シェイクのinstagramより(@irinashayk)

正統派ジェニファー・ローレンスのささやかな反抗

続いては、9年ぶりにカンヌ国際映画祭のレッドカーペットに降り立った女優のジェニファー・ローレンス。ディオールのエレガントな赤いドレスを身にまとい、凛とした美しさで注目を集めました。

カンヌ国際映画祭の公式instagramより(@ festivaldecannes)
カンヌ国際映画祭の公式instagramより(@ festivaldecannes)

クラシカルな装いは、「まさにドレスコード通り!」と誰もが思っていましたが、実はドレスの下に履いていたのはビーチサンダル。

カンヌ国際映画祭では、暗黙のルールとして女性はハイヒール着用となっており、過去にはフラットシューズを履いて現れた女性たちが参加を拒否されて物議を醸したことも。この一件をきっかけに、ジュリア・ロバーツやクリステン・スチュワートが裸足でレッドカーペットを歩いて抗議するという騒ぎにまで発展したほどです。ささやかな反抗を見せたジェニファーは大きな反響を巻き起こしていますが、彼女の佇まいからは「女性も自分が好きなものを身に着けていいんだ」という主張を感じさせます。

ブルーの髪色が鮮やか! 大御所ヘレン・ミレン

そして最後は、ロレアルパリのアンバサダーとして参加した77歳の大女優ヘレン・ミレン。これまでもレッドカーペットでは、年齢を感じさせない着こなしをたびたび披露してきましたが、今回はグレイヘアを鮮やかなブルーにして登場しました。驚くことに髪の色はいつも自分で染めているそうですが、過去にはピンクに染めてみたり、シルバーにしてみたりと遊び心満載。そういった気持ちも、若さを保つ秘訣と言えそうです。

ロレアルパリのinstagramより(@ lorealparis)
ロレアルパリのinstagramより(@ lorealparis)

「美におけるルールはあってはならない」という持論を唱えるヘレンがレッドカーペットで手にしていたのは、「#WORTHIT」という文字が書かれた扇子。そこには「私には価値がある」という意味が込められていますが、圧倒的な存在感を放つヘレンが持っているからこそ、説得力も人一倍と言えるでしょう。そんなエイジレスな美しさは、多くの女性にとってまさに憧れでもあります。ルールに縛られることなく自由にオシャレを楽しむセレブの姿は、これからも私たちにたくさんの勇気を与えてくれる存在と言えそうです。(文:志村昌美/ライター)

ピンクの髪色にも挑戦していたヘレン・ミレンのお茶目なセルフィー。本人のinstagramより(@ helenmirren)
ピンクの髪色にも挑戦していたヘレン・ミレンのお茶目なセルフィー。本人のinstagramより(@ helenmirren)