マッツ・ミケルセンが語る名優ハリソン・フォードの凄さ「怪物のような人。とても刺激を受けます」
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朝の5時に撮影が終わったあと自転車に乗って50キロのサイクリングに
大ヒット・アドベンチャー・シリーズ「インディ・ジョーンズ」の最新作にして、ハリソン・フォードがインディ役を演じる最後の作品『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』。本作でヴィランを務めるマッツ・ミケルセンが、共演した映画界のレジェンド、ハリソンについて語った。
・悪の華も凡人も巧みに演じるマッツ・ミケルセンと素晴らしき北欧俳優たち
「インディ・ジョーンズ」は、考古学者にして冒険家の主人公インディ・ジョーンズが秘宝を求めて世界中を飛び回り、様々な危険や謎に立ち向かう不朽のアドベンチャー・シリーズ。最新作では、“人類の歴史を変える力”を持つ究極の秘宝を巡り、インディが元ナチスの科学者フォラーと全世界を股にかけた争奪戦を繰り広げる。巨匠ジョン・ウィリアムズのおなじみのテーマ曲「レイダース・マーチ」に乗せて、インディとともに映画館で壮大な冒険を体験するアクション・アドベンチャーの幕がついに上がる。
マッツ・ミケルセンと言えば、今年の5月大阪府大阪市で行われたアメコミ・映画・ポップカルチャーの祭典「大阪コミックコンベンション2023」(大阪コミコン2023)で来日を果たしたことも記憶に新しい。同イベントの撮影会・サイン会のチケットは即完売、急きょ追加されたチケットも販売されるや否や完売となるほど、日本で熱狂的なファンを持つ人気俳優だ。
彼が本作で演じるのは、インディと対峙するヴィランで、元ナチスの科学者フォラー。物語のカギとなる「運命のダイヤル」を巡り、インディやヘレナと激しい争奪戦を繰り広げる。「ヒトラーは過ちを犯した これで私がやり直す」と語るフォラーが、どんな思惑を持って行動しているのか注目だ。
そんなマッツも「インディ・ジョーンズ」シリーズには初めての参加。初めてハリソンに会った時について、「彼(ハリソン)は完全にインディ・ジョーンズの衣装を着て、トレーラーから降りてきたんです。あの帽子をかぶり、あの革のジャケットを着て、手には鞭を持っていました。それが初めての対面だったのですが、実際には、私はハリソン・フォードに会う前に、インディ・ジョーンズに会ってしまったんですよ」と興奮気味に振り返る。
撮影でハリソンと共に時間を過ごしたマッツは、「撮影は大変です。1日は長いし、撮影時間も長い、この作品の撮影をしたとき、たとえ夜にずっと撮影があって、朝の5時に終わった後でも、彼は自分で自転車に乗って、50キロくらいのサイクリングに行く、そんな怪物のような人なのです。とても刺激を受けますよね」と驚きのエピソードを披露。
さらに「それにセットの上では、彼はとても楽しい人物で、とてもいい人ですね。何かセットに緊張が走っても、彼は冗談を言って、和やかな雰囲気にしてしまうし、それが普通の人には冗談を言えないような瞬間でも、彼がそうするので、張り詰めた空気もどこかに行ってしまう。それは素晴らしいことなんですよ」と語る。撮影現場でのハリソンは、気さくでムードメーカーのような存在のようだ。
映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、6月30日劇場公開。
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