【アジアンビューティー】このコラムでは、元ヘアメイクの美容ライターがファッションアイコンやインフルエンサー的存在のアジアンビューティーをピックアップ。インスタグラムから彼女たちの気になるファッションフォトやビューティーフォトをセレクトしてご紹介します。
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今回取り上げるのは、インドネシアの女優ラリーヌ・シャー。現在38歳ながら、美にストイックで常にメンテナンスを欠かさず年齢不詳な美しさをキープしているアジアンビューティーです。
カンヌのレッドカーペットに映えるブルーのドレス
ゴージャスなドレープをあしらったスカイブルーのドレスを纏ってレッドカーペットで手を振る姿は、 女優オーラ全開。こちらは2023年5月16日に開幕したカンヌ国際映画祭での一コマ。ドレスは、彼女の母国インドネシアのジャカルタを拠点に活動するデザイナー「Hester Phang」のもの。ウエストの後ろに3本のドレープリボンをあしらったデザインは、1870年代のビクトリア朝時代の象徴的なシルエットがベース。
ラリーヌは、別の日にはインドのクチュリエ「ガウラウ・グプタ」のドレスをチョイスするなど、自分のルーツであるアジアのデザイナーの服を好んでセレクトしていたよう。
ヴィトン職人の精細な技が凝縮されたアイコニックバッグ
ルイ・ヴィトンのアイコニックバッグ「カプシーヌ」のミニサイズと共に。カプシーヌは、メゾンが1854年に初の店舗を構えたパリのヌーヴ・デ・カプシーヌ通りにオマージュを捧げたモデル。ショルダーストラップ付きで、ハンドバッグだけでなくショルダーバッグやクロスボディバッグとしても使用可能。シーズンごとに様々なカラーが登場して、ファッショニスタの注目を集めています。シンプルで無駄のない洗練されたデザインながら、なんと250ものパーツを要する精巧な造り。多くの工程を経てようやく完成する、ヴィトン職人たちのクラフツマンシップの結晶です。
All in pinkの装いでジャカルタファッションウィークに登場
ジャカルタファッションウィークに、インドネシアのレディースアパレルブランド「Friederich Herman」のルックで登場。オフショルダーのオーバーサイズトレンチコートのような、ダブル仕立てのワンピース。青み系ピンクに上品な小花柄を散らしたプリントは、フェミニンだけれど甘すぎない大人のピンクルック。メイクもファッションにリンクさせて、エッジイなフューシャピンクのアイカラーをセレクト。リップはあえてヌードカラーに抑えることで、遊び心がありながらも上品な仕上がりに。
冒頭でもお伝えしたとおり、ラリーヌは常に自分を美しく保つための努力を欠かさない美意識の高い女性。美容医療にも積極的で、美容大国韓国でメンテナンスを受ける様子などもインスタグラムで隠さず発信しています。(文:羽野ハノン/ライター)
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