【興収レポート】7月の公開作1位は『君たちはどう生きるか』
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『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』は伸び悩み
【興収レポート】7月公開作の1位は『君たちはどう生きるか』。7月14日に公開され17日までの4日間で興収21億4900万円をあげる大ヒットスタートを切ったが、その後失速。金曜から日曜の3日間で見ると、2週目の21日~23日は8億3100万円(前週比51.1%)、3週目の28日~30日は5億6300万円(前週比67.7%)。7月30日までの17日間で46.9億円をあげた。
・4日間で21億円超の興収を記録 宣伝一切ナシ、異例づくめの宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』大ヒットスタート
公開後17日間の興収を他の大ヒットアニメ映画と比較すると(『ONE PIECE FILM RED』『THE FIRST SLAM DUNK』は16日間)——
『ONE PIECE FILM RED』92.8億円(最終興収197.1億円)
『すずめの戸締まり』62.7億円(最終興収147.9億円)
『THE FIRST SLAM DUNK』41.9億円(7月30日時点の興収149.7億円)
『名探偵コナン 黒鉄の魚影』77.3億円(7月30日時点の興収134.9億円)
『THE FIRST SLAM DUNK』を上回っているものの、他の3作品より下回っている。このまま失速が続くようなら、『THE FIRST SLAM DUNK』に年間興収1位の座を奪われそうだ。
2位は『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』。7月21日に公開され、30日までの10日間で22.8億円をあげた。過去3作の公開後10日間の興収を見ると——
11年『ゴースト・プロトコル』18.8億円(最終興収53.8億円)
15年『ローグ・ネイション』24.6億円(最終興収51.4億円)
18年『フォールアウト』20.9億円(最終興収47.2億円)
『ゴースト・プロトコル』『フォールアウト』を上回ったが、『ローグ・ネイション』を下回った。このままのペースなら興収50億円超えは微妙な状況。『トップガン マーヴェリック』大ヒット後のトム・クルーズ主演作として興行収入の上積みが期待されたが、期待外れになりそうだ。
3位はシリーズ3作目『キングダム 運命の炎』。公開後3日間で10.5億円。
過去2作と比較すると——
19年『キングダム』6.9億円(最終興収57.3億円)
22年『キングダム2 遥かなる大地へ』10.2億円(最終興収51.6億円)
過去2作のオープニング3日間の興収を上回っており、シリーズ最高記録へ向けて幸先の良い大ヒットスタートを見せた。
なお、6月30日から公開された『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は23.2億円、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦』は19.6億円に達している(7月30日時点)。(文:相良智弘/フリーライター)
[2023年7月公開作ランキング]
1位『君たちはどう生きるか』46.9億円
2位『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』22.8億円
3位『キングダム 運命の炎』10.5億円
(ムビコレ調べ。7月30日時点)
・[動画]トム・クルーズ最新作、仲間を失う危機!極限の決断『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』予告編
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