舘ひろし主演で、ニューウェーブ警察ミステリー小説「エウレカの確率」シリーズなどで注目を集めた石川智健の人気ミステリー小説「60 誤判対策室」がWOWOWにてドラマ化されることがわかった。
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本作は、定年を控える刑事・有馬、若手弁護士・世良、女性検察官・春名の3名が所属する、死刑囚を再調査し、冤罪の可能性を探る組織「誤判対策室」を舞台に繰り広げられる本格法廷ミステリー。かつて担当した事件で無実の者を冤罪に陥れた過去を負う有馬は、その事件への贖罪の気持ちと冤罪事件の可能性を疑い「誤判対策室」である事件を調査し、1人の死刑囚にたどり着く。そして多くの謎に突き当たりながらも、次第に隠されていた真実が次々と浮かび上がってくる。
舘が演じるのは、定年を目前に控えたベテラン刑事・有馬英治。男として刑事として60歳という節目を前に葛藤を抱えながらも、とある事件の死刑囚の冤罪の可能性に人生をかけて挑んでいく。舘がWOWOWドラマに出演するのは、2006年に放送された『イヴの贈り物』以来12年ぶり。連続ドラマWでは初となる舘の主演が実現した。
また古川雄輝が「誤判対策室」に所属する若手弁護士・世良章一役を。星野真里が、有馬と世良のもう1人のパートナーとなる女性検察官・春名美鈴役を演じ、メガホンを映画『海炭市叙景』『私の男』『武曲 MUKOKU』など数多くの話題作を生み出してきた熊切和嘉監督がとる。
本作主演に舘は「最初に頂いたプロットが大変面白くて。原作も併せて拝見しましたが、魅力的な設定や、展開、奥深さに引き込まれ、この作品を映像にしたらきっと面白くなるだろうと思いました。原作とは異なり、脚本では中倉綾子の設定が一部オリジナルなところが良いエッジとなり味を出していると感じています。
熊切監督とは60〜70年代の映画の話題で盛り上がって、日々楽しくやらせてもらっています。12年ぶりのWOWOWドラマ出演となります。映画監督と骨太な人間ドラマを撮影する楽しみを感じております。最近にないハードボイルドな作品に仕上がると思います。ぜひご覧ください!」とのコメントを寄せている。
『連続ドラマW 60 誤判対策室』(全5話)は5月より「WOWOWプライム」にて放送となる。
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