関ジャニ∞の錦戸亮が1月31日、日本外国特派員協会で行われた主演映画『羊の木』記者会見に吉田大八監督とともに出席した。同日、ジャニーズ事務所から、所属タレントのWebニュースサイトにおける写真使用が制限つきで解禁されたこともあり、錦戸には無数のフラッシュが浴びせられた。
本作は、2014年文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した山上たつひこ&いがらしみきおの人気コミックを、『桐島、部活やめるってよ』などの吉田監督が実写映画化。殺人を犯した元受刑者たちを受け入れた港町を舞台に、移住者の素性を知らない人々と、元受刑者たちの微妙な関係性を描いたヒューマンサスペンスだ。
日本外国特派員協会でジャニーズ事務所のタレントが記者会見を行うのは初めてということで注目が集まったが、錦戸は冒頭、流暢な英語で挨拶し作品の見どころをアピール。しっかりとした英語でのスピーチに外国人記者からは「英語が堪能なので、ハリウッドへの進出は考えているのか」という質問があがった。これに錦戸は「もちろん機会があれば挑戦してみたいですが、今日の最初のスピーチだけでも死ぬほど緊張したので……」と苦笑いを浮かべると、「まずは語学力抜きにして、しっかり『錦戸を使いたい』と思われるような俳優になりたいです」と胸の内を明かした。
また本作では、犯罪者はやり直せるのかという問題を絡め、微妙な恋愛模様も描かれているが、記者から「この映画に出演して恋愛観、例えば結婚したいという思いが沸いてきた……などという気持ちの変化はあったか?」と質問された錦戸は「今33歳なのですが、惹かれる人がいればいつかはとは思います。でも、今は全く考えられないですね」と率直な思いを語っていた。
『羊の木』は2月3日より全国公開となる。
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