8月まで放送していたテレビ東京の韓国の音楽番組「MUSIC UNIVERSE K-909」のMCや、日テレの「NCT Universe:LASTART」で審査員として活躍するBoA。オーディション番組では、韓国語、日本語、英語、中国の4ヵ国語を駆使して辛口のコメントをするところがカッコイイと憧れる人も少なくない。いまだK-POP女王としての貫禄も十分な彼女の魅力に迫る。
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2000年代は日本で大活躍! 1年に50回以上日韓往復した時期も
1998年、SMエンタテインメントの公開オーディションを受ける兄についていったところ、兄でなく彼女がスカウトされる。ここから2年間、世界デビューに向けて、日本語と英語を習得しながら歌とダンスの厳しいレッスンを受けた。2000年8月に韓国デビューし、2001年5月に日本デビュー。以降、日本と韓国を行き来しながら、「VALENTI」「メリクリ」などのヒット曲を連発した。
2005年に出演した「ミュージックステーション」で韓国と日本を年間50回以上往復したと語り、2006年の「情熱大陸」では、パスポートを年間6冊も更新する様子を見せ、多忙ぶりをうかがわせた。
2010年代は韓国に拠点を移して活動
2010年には韓国歌謡界に復帰。アルバム制作、コンサート活動をしながら、2011~2013年のリアリティコンペティション番組「サバイバルオーディションK-POPスター」に出演した。ここでの審査員ぶりが認められたのか、2017年には第2シーズンの「Produce 101」の国民プロデューサー代表として出演。当番組出身者が、今年8月まで放送されBoAがMCを務めていた「MUSIC UNIVERSE K-909」にゲスト出演することも多く、彼らから「会長」と呼ばれ、今でも崇められている様子がうかがえる。
2020年、「the VOICE of KOREA」の第3シーズンでは、コーチ役に抜擢。現在、審査員として出演する「NCT Universe:LASTART」では、オーディションを受けるのが7~8割日本人男子という中、彼らの話す言語に応じて4ヵ国語で的確なコメントをする姿が更なる貫禄を感じさせる。
長兄はピアニスト、次兄はミュージックビデオ監督を務めるというから、まさに音楽一家に育った彼女。敬虔なカトリック教徒でもある彼女の動向からますます目が離せない。
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