アン・ヒョソプの初々しいモテ男役に胸キュン! 不思議な指輪がもたらすファンタジーラブストーリー
アン・ヒョソプ×キム・スルギ共演『恋する指輪 ~三つ色のファンタジー~』
『社内お見合い』(22年)の大ヒットで、日本でも人気急上昇中のアン・ヒョソプ。2023年9月8日からNetflixで配信開始される主演ドラマ『いつかの君に』にも、今から注目が集まっている。そこで今回は、アン・ヒョソプの初々しい姿が拝める過去作『恋する指輪 ~三つ色のファンタジー~』(17年)をご紹介しよう。本作は、『ポンダンポンダン 王様の恋』(15年)で共演したキム・スルギと贈るファンタジーラブストーリーである。
・アン・ヒョソプがイケメン社長役! 嘘のお見合いから始まるオフィスラブ『社内お見合い』
ファッションショーのバイト中、片思い相手のセゴン(アン・ヒョソプ)に助けてもらったナンヒ(キム・スルギ)。恋の予感を期待するナンヒだったが、セゴンは自身のタイプを「キレイな女性」だと断言していた。冴えない見た目のナンヒは、同じく冴えない見た目なのにイケメンの父と結婚できた母から、ある指輪を継承される。それは好きな相手にはめてもらうと、自分がその相手の好きなタイプに映ってしまうというもので……?
不思議な指輪が導く、新しい恋愛模様とは?
不思議な指輪の力で、セゴンのタイプの女性に映るようになったナンヒ。だがその姿は、ナンヒの美人な幼馴染・ミジュ(ユン・ソヒ)だったのだ。そうとは露知らず、セゴンの想い人としてデートを楽しむナンヒだったが、パリに留学していたミジュが帰って来たことで、事態は複雑化してしまう。見た目は美少女のミジュで、中身は冴えないナンヒ。セゴンが惚れているのは、果たしてどっちの彼女なのか? 何とも不思議な恋愛模様の行方が気になる一作である。
恋愛に重要なのは外見? 内面? 本当の恋を見つけられるのか!?
本作の面白いところは、指輪をめぐってのラブコメ要素だ。指輪をはめていないと効力がなくなるため、父親が帰って来る7時(19時)までに指輪を返すよう母親から言いつけられるナンヒは、まさに12時に魔法が解けるシンデレラ。セゴンにバレないように、“指輪あり”、“指輪なし”の姿を行き来するドタバタ感に笑わされる。
一方、外見を重視するセゴンが、“指輪なし”のナンヒにも徐々に心を開いていく様子も良い。“指輪あり”のナンヒといる時も、飾らない自然体のデートや、辛いときに寄り添ってくれる優しさに触れるうちに、ナンヒの内面に惹かれていく心の変化が胸を打つのだ。超モテ男を演じるアン・ヒョソプと、ナチュラル可愛いキム・スルギの身長差もキュンポイントである。
1話約16分と超短編ながら、ファンタジーを交えながらのピュアな恋模様と心に残る名シーンが多く、見ごたえ十分。若者ならではの未熟さ、登場人物それぞれが抱える悩みや憧れを描きながら、恋愛における大事なことを教えてくれるような作品だった。(文:斎藤好花/ライター)
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