女優たちが富と名声をかけ“殺人犯の座”を奪い合う!? 名匠フランソワ・オゾン最新作『私がやりました』公開決定
#イザベル・ユペール#ナディア・テレスキウィッツ#フランス映画#フランソワ・オゾン#レベッカ・マルデール#映画#私がやりました
本国フランスでは『8人の女たち』『しあわせの雨傘』に次ぐ大ヒットを記録
女優たちによる“犯人の座”を賭けた駆け引きを描くフランソワ・オゾン監督最新作『The Crime Is Mine(英題)』が、邦題『私がやりました』として劇場公開されることが決定した。本作よりポスター&予告編を紹介する。
・名匠フランソワ・オゾン、“安楽死”テーマに描いた意義語る「各自が自分で考える機会にしてほしい」
有名映画プロデューサーが自宅で殺された。容疑者は、売れない新人女優マドレーヌ。プロデューサーに襲われ、「自分の身を守るために撃った」と自供する彼女は、親友で駆け出しの弁護士ポーリーヌと共に法廷へ。正当防衛を訴える鮮やかな弁論と感動的なスピーチで裁判官や大衆の心をつかみ、見事無罪を勝ち取る。それどころか、「悲劇のヒロイン」として一躍時の人となり、大スターの座へと駆け上がっていく。
ところが、そんな2人の前にオデットという女が現れる。プロデューサー殺しの真犯人は自分で、マドレーヌたちが手にした富も名声も、自分のものだというのだ。こんなに魅力的な“犯人の座”は渡せない──。果たして、3人の駆け引きと、悪だくみの行方は?
主人公のマドレーヌとポーリーヌ役には、ピュアな魅力が眩しいナディア・テレスキウィッツとレベッカ・マルデール。正反対の性格の2人を魅力的に演じ、チャーミングな凸凹コンビを作り上げた。
2人の前に立ちはだかるヴィランのオデットを演じるのは、強烈なインパクトで登場するイザベル・ユペール。さすがの貫禄で観客の視線を釘付けにする。
メガホンを取ったのは、フランスが誇る名匠フランソワ・オゾン。本作は、本国フランスでは過去にオゾンが手掛けた映画『8人の女たち』(02年)『しあわせの雨傘』(20年)に次ぐ、動員100万人超えの大ヒット作となっている。ユーモアとブラックジョークに溢れたクライムミステリーが、圧倒的なエンターテインメントとしてスクリーンに登場する。
紹介するポスターでは、マドレーヌ&ポーリーヌと共に、一癖も二癖もある個性的なキャラクターたちの姿がお目見え。キュートな犯人“立候補者”たちが、曲者たちを巻き込みながら真犯人の座を巡ってひと騒動を起こすことを予感させるデザインとなっている。
予告編では、3人の女たちが“犯人の座”をかけて争う様子が描かれる。有名映画プロデューサーに襲われそうになり、必死で逃げだしてきたマドレーヌは、ルームシェアをする親友ポーリーヌに出来事を打ち明ける。しかし、すぐに警察がやってきてマドレーヌは事件の容疑者となる。
新米弁護士でもあるポーリーヌは、正当防衛を主張するようマドレーヌに完璧な台本を用意する。その演技力と美貌を活かし、人々の心を揺さぶる陳述を披露したマドレーヌは、一躍「悲劇のヒロイン」としてスターの座を駆け上がっていく。
そんな彼女たちのもとにやってきたのは、物語の鍵を握る謎多きかつての大女優オデット。「こんにちは、子猫ちゃん」と異様な雰囲気を醸し出し、「成果を手にすべきなのは私」と主張するオデットも犯人の座を狙っており…。“全員が犯人の名乗りをあげる”という謎の展開で動き出すミステリー。本当の犯人は一体誰なのか?
『私がやりました』は11月3日より全国順次公開。
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