岡田将生主演で鉄拳のパラパラ漫画『家族のはなし』が実写映画化されることがわかった。
鉄拳パラパラ漫画『家族のはなし』は、2013年に信濃毎日新聞との企画として発表され、第17回「アジア太平洋広告祭」でフィルム部門・プレス部門をW受賞。涙が止まらないとネット上をはじめ各所で話題を集めた家族の大切さをストレートに表現した感動作だ。
本作は、リンゴ農園を営む両親とその息子との物語。ある挫折をきっかけに自分の進むべき道を失った主人公・小林拓也は、両親の元を離れて状況。東京で仕送りを受ける大学生活の傍らバンドに熱中し、プロを目指すようになる。さまざまな挫折を経て家族の温かさを再発見しながら成長していく主人公と、そんな彼をそっと支える両親との切なくも心温まるストーリーだ。
岡田が演じるのは、その主人公・小林拓也役。役作りのために髪の毛を金色に染め、バンドマン役でもあることからギター演奏にも初挑戦した。本作主演に岡田は「台本を読む前に鉄拳さんのパラパラ漫画を見させて頂いたのですが、とても素敵な話で映画になるならぜひ参加させて頂きたいと思いました。僕が演じるのはなかなか目が出ないバンドマンで、売れたいという気持ちで焦り、壁にぶつかっている役です。そんななか親の温かい気持ちを知り、改めて親の存在を考えます。とても温かい映画になったと思います。ぜひ楽しみにして頂けたら幸いです」とコメント。
なお、本作では見どころの1つとして、鉄拳をアートディレクターに迎え、物語のキーポイントで今回の映画のために新たに描き下ろした鉄拳のパラパラ漫画と実写の映像を融合するという新しい試みも実施されている。鉄拳の温かみ溢れるタッチで描かれたパラパラ漫画と実写の映像のコラボレーションにも注目だ。
『家族のはなし』は今年度中に公開予定となっている。
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