平野紫耀(King & Prince)が3月15日にスペースFS汐留で行なわれた映画『honey』公開直前カップル限定試写会イベントに、平祐奈、神徳幸治監督とともに出席。平野は少女マンガの主人公をつとめることに「少女マンガといえば1ページに1回壁ドンがあるというイメージだったので、家で練習をしていたのですが、1個もそういうシーンがなかった」とやや寂しそうな表情で語った。
・『honey』公開直前カップル限定試写会イベント、その他の写真
本作は、目黒あむの同名少女マンガを、映画『ピーチガール』などの神徳監督が実写映画化。真っ赤な髪の毛と鋭い目つきで学校中から恐れられている鬼瀬大雅(平野)が、ビビリでヘタレな小暮奈緒(平)に入学式当日「結婚を前提につき合ってください」と告白したことから始まる“史上最高に甘い”初恋を描いた物語だ。
この日は約50組のカップルを、平野と平が入り口でお出迎えするというサプライズで始まったが、平野は「こういうことをしたのは初めてでしたが、僕らのことに気づいていない人たちいましたよね。ちょっと傷つきました」と発言し客席を笑わせる。さらに、平野は映画初主演、しかも少女マンガ原作ということで「おばあちゃんに怒られながらも、家で壁ドンを練習していました」と告白。
しかし劇中には、壁ドン、顎クイなどは一切なし。平野は「せっかく練習したのでやってみたかったなという思いはあります」と残念そうな表情を浮かべていたが「現実的なキュンキュンが詰まった作品ですからね」と自身を納得させているようだった。
また平野は、2月に行なわれたスペシャルイベントで宣言した、3月31日の公開初日までに“108の初めて”への挑戦を行なっている最中だが、「毎日いろいろなことをやっているので、どれが挑戦で、どれが日常の行動なのかわからない。さっきもマネージャーさんとあやとりをしたのですが、それも初めてに入るんですかね」とやや困惑気味。
さらに、春は新しいことを始める季節ということで、やってみたいことを聞かれた平野は「(真剣で畳を切る)居合い切りをやってみたい」と驚くような発言をすると、平も「滝行をしたいです。ずっとやりたいと思っていたんです。今年こそは日本らしさを感じるようなことをしたい」と平野に負けず劣らず不思議な回答で客席をざわつかせていた。
『honey』は3月31日より全国公開となる。
(text&photo:磯部正和)
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