5歳の時に幼児番組『ポポポ』でデビューしたイ・セヨン。時代劇の女王という異名を持ち、『赤い袖先』では女性最優秀演技賞、2PMジュノと共にベストカップル賞も受賞した。今年の3月に日本公式サイトがオープンし、12月には日本でのファンミーティングが開かれるという彼女の魅力に迫る。
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有名時代劇『宮廷女官チャングムの誓い』にも子役で出演
5歳でデビュー後、数々のドラマの子役として出演。11歳の時には、『宮廷女官チャングムの誓い』でチャングムのライバル、クミョンの子ども時代を演じた。そこでの演技が評判を呼び、翌年には映画『ラブリー・ライバル』で大人びた小学生役で初主演。また、同じ年に映画『僕が9歳だったころ』では主人公が思いを寄せるアメリカ育ちの少女を好演し、評判を呼んだ。
ちなみに、『宮廷女官チャングムの誓い』では多くの子役が出演しているが、いまだに第一線で活躍している女優は彼女の他にはいない。日本でも同じ現象が見られるが、子役時代から脚光を浴びれば浴びるほど、大人になっても役者でい続けることの難しさを痛感させられるエピソードだ。
大学進学と同時に女優業開始、幅広いキャラクター演じ評判に
大学進学と同時に本格的に女優業を開始。子役時代は親の意向でやらされているケースも多いとよく聞くが、演劇学科のある大学に進学したところを見ると、女優への熱意は本物だったようだ。大人になってからの初の主演ドラマは、2017年の『最高の一発~時空を超えて~』。
ユン・シユン演じる90年代のアイドルが20年後にタイムスリップし、ルームメイトとして過ごすうちに恋に落ちる公務員受験生の役を爽やかに演じ切った。シユンより年下ながら、頼れるお姉さんといった雰囲気満載で、誰もが好きになってしまうようなキャラクターだ。
2019年には『王になった男』『医師ヨハン』のヒロイン役を好演。『王になった男』では、気位が高いながらも、心の優しい王妃を見事に演じ切った。『医師ヨハン』も医師一家という複雑な環境に育ち、反発を抱きながらも愛する人のためにも医療に真摯に向き合う聡明な女性を演じた。
最新作ドラマは『烈女パク氏契約結婚伝』。死を乗り越えて2023年の韓国に辿り着いた19世紀の儒教ガール”パク・ヨヌ“を演じる。時代劇・現代劇ともにどんなキャラクターでも演じ切る彼女にぴったりの役どころといえるだろう。日本での放送を楽しみにしたいところだ。
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