『福田村事件』井浦新、釜山国際映画祭のレッドカーペットへ! アジアで活躍するスターに贈られる「アジア・スター賞」を受賞
共演の向里祐香は「フェイス・オブ・アジア賞」受賞
森達也が初めて劇映画の監督に挑み、1923年9月1日の関東大震災から5日後に千葉県福田村で起こった虐殺事件を描いた『福田村事件』。本作に出演した井浦新と田中麗奈、共演の向里祐香が、第28回釜山国際映画祭のレッドカーペットに登場。第9回アジア・スター・アワードにも出席した。
・『福田村事件』が観客動員数10万人を突破!関東大震災後の混乱のなか”虐殺”はなぜ起きたのか…話題呼び多くの劇場で満席続出
本作に主演した井浦と田中、そして向里、プロデューサーであり脚本の井上淳一が、10月4日に開幕した第28回釜山国際映画祭のレッドカーペットとオープニングセレモニーに出席した。4名はシックで品のあるブラックコーデで統一感ある衣装を身にまといながら、和やかな雰囲気のなかフォトコールに応じ、現地メディアと観客からの歓迎に笑顔で応えた。
セレモニーの翌日、井浦、田中、向里の3人は、釜山国際映画祭と世界的ファッション誌「マリ・クレール」が共同主催をするマリ・クレール・アジア・スター・アワード(BIFF with Marie Claire Asia Star Awards)にも参加し、井浦がアジアで活躍するスターを表彰する「アジア・スター賞」受賞、向里が今後のアジアでの活躍が期待される俳優に送られる「フェイス・オブ・アジア賞」受賞をした。
本作はコンペティション部門の一つであるニューカレンツ部門に選出され、主演の井浦・田中、そして向里がレッドカーペットとオープニングセレモニーに参加。監督を務めた森達也は、クロージングに参加する予定だ。
■井浦新コメント
韓国を始めアジアやヨーロッパの映画人が集まり、クオリティの高い良質な映画がセレクトされる釜山国際映画祭。今回は5年ぶり5回目の参加になりました。たくさんの観客もそうですし、開催期間中は街が映画愛に溢れるこの映画祭が大好きです。映画祭の運営サイドも観客サイドにも、映画や文化への成熟された深い深い愛情を感じます。
釜山国際映画祭のmarie claire ASIA STAR AWARDS 2023では、錚々たる韓国の俳優陣の中で、映画『福田村事件』で共演をしている向里祐香さんが「FACE OF ASIA」賞を、そして私は「ASIA STAR」賞とW受賞でいただくことができました。
『福田村事件』はクラウドファンディングによってご支援を賜り、参加している各俳優の事務所が出資して下さり、映画作りのプロたちが集まって作り上げた自主制作映画です。小さな小さな映画ですが、大切なテーマ性と大きな大きなひとりひとりの人間力で作り上げました。このような映画が、国境を超えて素直な目で見ていただき評価されることは、大変光栄です。
個人賞ではありますが、この賞はクラウドファンディングで支えて下さった皆さん、いつもサポートしてくれている事務所の皆さん、そして勇気をくれる仲間たちと大切な家族の皆んなで頂くことができた受賞だと思っています。
■田中麗奈コメント
今回、由緒ある釜山国際映画祭のレッドカーペットを歩くことができ、大変光栄でした。現地の方だけではなく世界中から映画を愛す皆さんが集まって映画祭の開幕を祝う姿はとてもエネルギッシュで印象的でした。
関係者だけではなく、観客全てが映画人という空間はとても素敵な事だと思います。『福田村事件』が韓国の方々にどのように感じていただけるのか不安もあるのですが、どんな意見でも伺えれば嬉しいですし、またそれを日本の皆さんとも共有出来たら、とても意義のある事になるのではないかと思います。
日本での上映もまだまだ続くので、まだご覧になってない方も是非劇場で見てくださると幸いです。
■向里祐香コメント
『福田村事件』という作品が国内だけでなく海外でも評価して頂けて本当に光栄ですし、そのような作品に携われた事を有り難く感じております。1人でも多くの方に、この作品が届きますように。 また賞を頂くのは今回が初めてで、それも国内ではなく海外の韓国でアワードを頂けるなんて想像もしておりませんでした。FACE OF ASIAに相応しい役者でいられるように、これからもお芝居と誠実に付き合って行こうと思います。
『福田村事件』は現在公開中。
・[動画]井浦新×田中麗奈、永山瑛太、東出昌大ら地震後の混乱の中で起きた虐殺事件を描く/映画『福田村事件』予告編
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