「#90秒憑依チャレンジ」にのめり込んだ女子高生の末路は…『ミッドサマー』を超えるヒット作『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』
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本作が長編映画監督デビューのフィリッポウ兄弟の来日も決定!
2023年のサンダンス国際映画祭で話題を呼び、新進気鋭の製作・配給スタジオ「A24」配給で全米大ヒットを記録したホラー映画『Talk to Me(原題)」の邦題が、『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』に決定。併せて、人気YouTuberでもあり、本作で衝撃の長編映画監督デビューを果たしたダニー&マイケル・フィリッポウ兄弟の来日が決まった。
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母を亡くした女子高校生がSNSで流行りの「#90秒憑依チャレンジ」に参加し、そのスリルと快感にのめり込んでしまったことからかつてない事態に発展していく本作。2023年のサンダンス国際映画祭で上映されるや大きな話題を呼び、アリ・アスター、ジョーダン・ピール、サム・ライミ、スティーブン・スピルバーグ、スティーブン・キングらに大絶賛された。
世界中の配給会社がこぞって手を挙げた中、A24が本作の北米配給権を勝ち取って劇場公開するや、『ミッドサマー』(19年)や『ヘレディタリー/継承』(18年)を超える“A24ホラー史上最高興行収入”を記録する大ヒット。ロッテントマトでも95%フレッシュをたたき出し、イギリス、フランス、シンガポール、スウェーデンでも初週トップ10入りを果たすなど世界中の注目を集めた。すでに監督続投でA24製作による続編『Talk 2 Me(原題)』も決定している。
今回、来日が決定した監督のダニー&マイケル・フィリッポウ兄弟は、オーストラリア出身で現在30歳の超人気双子YouTuber。2人のYouTubeチャンネル「RackaRacka(ラッカラッカ)」は、ブラックで尖ったコメディや、日本アニメの自家製実写版など超個性的でエッジの効いた動画が高評価を集め、2015年第6回ストリーミー・アワードで国際YouTubeチャンネル賞受賞、2016年にはバラエティ誌が選んだ期待の新人に選ばれ、現在680万人のチャンネル登録者数を誇る。映画界でも本作続編に加え、すでに『ストリートファイター』の実写映画化を手掛けることも決定している。
映画のプロモーションでは初来日となるが、日本を訪れたこともあり、日本のコンテンツにも馴染みが深く、Jホラーでは中田秀夫監督『リング』(98年)や『回路』(01年)が好きだと語る。来日中の10月16日には、監督たちも登壇予定の試写会が開催されることが決定。日本で初めて本作を鑑賞し熱も冷めやらぬ観客の質問に答える。
脚本も担当しているダニーは、初めての長編映画にホラーを選んだ理由として「自分が惚れ込んだ最初のジャンルがホラーで、子どもの頃から大好きでした。でも、大人になってから、ダークなテーマを掘り下げるときに、ホラーというものがとても楽しい方法であることに気づいたんです。説教臭かったり、メッセージ性が過ぎていたり、鼻につく感じではないやり方で表現できるからです。劇場での体験という意味でも、ホラー映画はみんなで見て、みんなでリアクションするのが楽しいですよね!」と語っている。
『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』は12月22日より全国公開。
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