パレスチナにルーツを持ち「フリー・パレスチナ」運動を支援してきたジジがコメントを投稿
トップモデルでパレスチナにルーツを持つジジ・ハディッドが、現在イスラエルで起きている紛争についてInstagramでコメントした。
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10月7日(現地時間)、パレスチナのガザ地区を支配する過激派組織ハマスがイスラエルへの奇襲攻撃を行い、これまでにイスラエル側で1200人以上、パレスチナ側で900人以上の死者が出ている。さらにハマスは100人を超える人質をガザに連れていき、イスラエルが警告なしにガザを空爆した場合は殺害するとしている。
ジジの父で実業家のモハメド・ハディッドはパレスチナ出身で、一家は長年にわたって「フリー・パレスチナ」運動を支援しており、ジジや妹で同じくトップモデルのベラ・ハディッドも、これまで何度もSNSでパレスチナ問題についてコメントしてきた。
ジジは10日(現地時間)、自身のInstagramに以下の長文を投稿した。
「私の思いは、この不当な悲劇に影響を受けたすべての人々と、この紛争によって毎日奪われる罪のない生命……その多くは子どもたちです……と共にあります。私はパレスチナの闘争と占領下で暮らす人々に深く共感し、心を痛めています。また、ユダヤ人の友人たちに対しても、以前からそうであったように、以下を表明する責任を感じています。 私はパレスチナ人にとっての希望と夢を持っていますが、そのいずれにもユダヤ人を傷つけることは含まれていません。
罪のない人々を恐怖に陥れることは、“フリー・パレスチナ“運動とは相容れないし、何の役にも立ちません。報復の応酬が何十年にもわたって繰り返されるのは(パレスチナ人であろうとイスラエル人であろうと、罪のない一般市民が犠牲になる必要はありません)、パレスチナ支持=反ユダヤ主義者という誤った考えを永続させる一因となっています。
もしあなたが傷ついているのであれば、私はパレスチナ人、ユダヤ人を問わず、愛する人たちと共に哀悼の意を分かち合い、私の愛と力を送ります。あなたが誰であれ、どこにいるのであれ、です。複雑で個人的で、正当性のある感情がたくさんありますが、すべての人間には国籍、宗教、民族、生まれた場所に関係なく、基本的な権利、待遇、安全が保障される資格があります。私の言葉だけでは十分でないことも、あまりにも多くの人の深い傷を癒すことができないこともわかっていますが、罪のない人々の生命の安全をいつも祈っています」。
一方、アメリカ映画界にはユダヤ系やイスラエル出身者が多く、イスラエル出身のガル・ガドットは「私はイスラエルと共にあります。あなたもそうするべきです」とユダヤ教やユダヤ民族を象徴するダビデの星の画像と共に投稿、マーク・ハミルはアメリカとイスラエルの国旗の画像をXに投稿したほか、アーノルド・シュワルツェネッガーやナタリー・ポートマンやマドンナもイスラエルに心を寄せる投稿をしている。
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